エコキュートの故障で困ったら?損をしないための対処方法と費用

みなさん、電気ですか!
今回はエコキュートの故障についてご説明します。
エコキュートの故障は突然やってきます…
そんな徳エコキュートの使用年数によっては修理か買い替えかの選択で悩むことがあると思います。
修理をすれば使えそうに感じても、実際には耐用年数を超えているかもしれません。
損をせずに快適に使うには、適切な対処と判断が必要です。
今回は、エコキュートの平均的な寿命や故障したときの対処方法、業者選びのポイントなどを解説していきます!

エコキュートの寿命を知ろう!

エコキュートに不具合が起こったとき、修理業者の手配を考える人は多いのではないでしょうか。しかし、修理をすれば必ず直るとは限りません。そもそも寿命であれば、仮に修理できてもすぐにまた壊れる可能性が高くなります。
修理すべきなのか、それとも買い替えたほうがいいのかを判断するには、まずエコキュートの寿命を知っておく必要があります。

エコキュートの寿命は12年~15年

エコキュートの耐用年数は12〜15年程度です。このように寿命の開きがあるのは、機種の違いや使用環境、使用頻度などが原因としてあげられます。あくまでこれは目安なので、使い方によってはさらに長く使い続けることも可能です。定期的にメンテナンスを行いながら大切に使っていけば、一般的な寿命よりも長持ちすることも珍しくはありません。
使用を開始して10年前後のエコキュートが故障したときは、判断に迷う人も多いと思います。
その場合は、普段メンテナンスをしてきたかどうかで判断するのも一つの方法です。しかし、10年ほどならまだ使える場合もありますから、まずは修理業者に見てもらったうえで判断するという選択もできます。特に、初めて故障したときは、修理だけで十分使える可能性はあるといえます。
ただ、10年経過すると新しい機能がついたエコキュートに魅力を感じることもあるかもしれません。または、家族構成などに変化があると容量に不満を感じることもあります。エコキュートの寿命も考慮したうえで、現在の生活スタイル家族構成に合わせて新しく買い替えるのも一つの選択肢です。買い替えを迷っているときは、エコキュートの寿命を考えて決めるのもいいでしょう。

エコキュート故障の症状と対処方法

エコキュートが故障した場合、時間帯や状況によっては困ることがあります。まずは状況を把握し、適切に対処しておかなければなりません。
そこで、エコキュートで起こりやすい故障とその対処方法はどのようなものがあるのか説明していきます。また、故障したときにまず確認しておきたいポイントについても紹介していきます。
エコキュートでよく起こる故障は、主に3つあります。
不具合が見られるのは、主にこの3つと考えておけばいいかもしれません。では、故障の際の状況と対処方法を1つずつ見ていきましょう。

機器の故障

機器の故障については、「初期故障」「偶発故障」「摩耗故障」に大きく分けることができます。
「初期故障」は、設置してから1〜2年程度の間に起こりやすい故障のことです。
使用を開始してから年数が浅い時期に起こる故障の場合、製造工程で何らかの不良が生じていたと考えることができます。もしくは、エコキュートを設置した時点で不具合が起こっていて、時間の経過とともに操作に問題が出てきたのかもしれません。いずれにしても、設置してから1〜2年前後であれば、まだ通常は無料保証の期間内です。迷わずに購入した業者に連絡を入れましょう。ただし「初期故障」が起こったときのことを考え、無料保証期間については設置時にしっかり確認しておく必要があります。
「偶発故障」とは、使い始めてから3〜8年程度の間に発生する故障のことです。
この時期は使用も安定していて、本来であれば故障が出ることはそうそうありません。ただ、初期段階で生じていた不具合が時間の経過とともに遅れて出てくる場合もあります。この時期でもっとも困ることといえば、通常は無料保期間が終わっていることです。もしも部品の交換が必要になるときは、自己負担を余儀なくされることもあるでしょう。
「偶発故障」では、お湯が出なかったり逆に溢れてしまったりといった不具合が主にあげられます。無料保証期間に関係なく「いつもと違う」と感じた時点で早めに設置した業者に相談しておきましょう。状況によっては、調整程度で改善されるかもしれません。
「摩耗故障」は、その名の通り部品の摩耗が主な原因となっている故障のことです。
使用を開始してから10年以上経過した頃に見られる故障は、ほぼ「摩耗故障」と見ていいでしょう。内部に取り付けられたパッキンや弁などの摩耗が全体の不具合につながってしまうことが多く、必要な部品交換をすれば解消できる場合もあります。しかし、12年を超えてくると寿命に入ってきますから、安心して使い続けるには買い替えを考えるのも一つの手段です。まだ使えるかどうかの判断は、実際に業者に見てもらうしかありません。「寿命かな?」と感じても、まずは業者に見てもらうようにしましょう。

そして、リモコンも機器の故障の一つです。
エコキュートというとお湯が出ないといった不具合を想定しがちですが、リモコン操作ができなくなると、そもそもお湯張りなど必要な機能が使えなくなります。リモコンの故障についても注意しておく必要があります。リモコンの故障として見られるのは「何も表示されないケース」「正しい操作ができない」といったことが主です。操作画面に何も表示されないときは、そもそも通電していない場合もありますので、ブレーカーを確認してみましょう。ブレーカーに問題なく、他の家電品も問題なく使えているなら、リモコンそのものの故障、もしくはエコキュートの基盤の故障が疑われます。
ただし、旅行などでエコキュート本体の電源を切っていることも少なくはありません。家を空けていた場合は、念のため本体の電源も確認が必要です。
ガスや電気に限らず、浴室のお湯張りが終わるとメロディや音声などで通知する機能がよくついています。エコキュートのリモコンにも、同じように通知機能がついているものがあります。ところが、お湯張りが終わっているのに音声やメロディが流れないときはリモコンが故障しているのかもしれません。もしも、複数のリモコンを使っていてどれか1つだけに不具合が出ているなら、そのリモコンだけの故障と考えることができます。
ただし、リモコンに英数字が表記されたときは本体の故障を示すエラーコードである場合が一般的です。エラーコードについては後述します。

機器や配管からの水漏れ

エコキュートの本体や配管から水漏れが起こる場合、いくつかの原因があげられます。主なものとしては「配管の損傷」「寿命」などがありますが、長期間使っていなかった場合や設置場所を変えたときも水漏れが起こることがあるため注意が必要です。
例えば、転勤など何らかの事情で家を長く空けたときには必然的にエコキュートを使わない期間ができます。長く放置した後に使うと、不具合が起こりやすくなります。これは、他の家電品や設備などにもいえることかもしれません。もしも一定期間使わない時期があり、その後で水漏れが確認できたときはすぐに業者に相談しましょう。
また、長い期間使う予定がないときはあらかじめ水抜きをしておくほうが安心です。ただ、水漏れしている場所が水抜き栓なら特に問題はないと考えることができます。設置場所を移動させた後で水漏れが起こったなら、移設工事のときにずれてしまった可能性が高くなります。この場合も、気づいた時点で移設工事を依頼した業者に連絡が必要です。状況にもよりますが、工事をやり直すことで解決するかもしれません。
先に述べた「配管の損傷」は、凍結が原因になっている場合もあります。寒冷地域だと、配管が凍結して破裂を起こし、そこから水漏れを起こしやすくなるのです。寒冷地ではなくても、例年より寒さが厳しいときは凍結を起こさないよう注意したほうがいいでしょう。凍結が心配されるときは、事前に保温剤を巻くなどの対策が必要です。もしも凍結してしまったときは、配管に直接熱湯をかけてはいけません。かえって配管が劣化しやすくなります。熱湯ではなく、ぬるめのお湯を少しずつかけるほうが配管を傷めずに済みます。
水漏れの原因が「寿命」なら、交換して対処するのが一般的です。すでに10年前後使っているときは、寿命と考えて業者に相談しましょう。水漏れは、漏れている箇所によっては気づきにくい場合もあります。あまり使っていないのにお湯の減りが早いときや、水道料金が高くなったと感じたときは、どこかで水漏れが起こっているのかもしれません。水道メーターを確認して、水を使用していない時にメーターが回っていたら、水漏れしていると考えていいでしょう。水漏れ修理が必要な場合は、業者に点検してもらうと安心できます。

お湯が作れない場合

水のままでお湯になっていないという場合、いくつかのケースがあげられます。
まず一つは、設置工事が終わったばかりのときです。エコキュートは、設置したからとすぐにお湯が使えるわけではありません。沸かしてお湯を溜める必要があります。ガス給湯器であれば設置後にすぐ使うことができますが、溜めてから使うのはエコキュートの特徴です。通常は、設置が完了してから3時間~6時間ほど経過するとお湯が使えるようになります。設置したばかりのときは、お湯が湧き上がって溜まるまで待ちましょう。ただ、止水栓が閉まっている場合もあるので、そちらの確認も必要です。
お湯が思うように出なくなったときは、給水ストレーナーの汚れが疑われます。給水ストレーナーとは、タンクの内部を清潔に保つための部品です。給水ストレーナーにはゴミや不純物を避ける役割があるため、次第に詰まっていきます。お湯の出が悪くなったと感じたら、給水ストレーナーが詰まっているのかもしれません。もしも汚れているときは、ゴミを取り除いてあげましょう。給水ストレーナーの掃除方法は、取扱説明書で確認できます。設置業者に点検してもらうことをおすすめします。

お湯が温まらない場合

お湯がぬるいときは、本体の故障が原因かもしれません。ただ、故障と決めつける前に確認できることがいくつかあげられます。まず一つは、設定温度です。設定温度がいつもより下がっていないか確認してみましょう。複数箇所で同時にお湯を使っているときも、温度が下がることがあります。例えば、キッチンと浴室で同時に使っていないか確認が必要です。どちらかを止めてみていつもの湯温に戻るようなら特に心配は要りません。設定温度にも問題がなく、1カ所だけで使っているのにお湯がぬるくなったときは、業者の点検が必要になります。

確認してほしい2つのポイント

エコキュートに何らかの故障が発生したときは、エラーコードが出ることが多いものです。業者に問い合わせをする際は、必ずエラーコードを確認しておくとスムーズに話を進めやすくなります。エラーコードを見れば、どこでトラブルが起こっているのかを特定することが可能です。エラーコードは、エコキュートのメーカーによって違いますが、通常は数字とアルファベットを組み合わせたもので表示されます。中には、数字だけで表示されるパターンも存在します。例えば、F27やP05、606といったものです。
エラーコードが表示されていたら、取扱説明書でどこが故障しているのか確認することもできます。不具合によっては自分で解決できる場合もあるため、まずは取扱説明書で確認してみましょう。取扱説明書に書かれた手順を試してみて解決できれば、業者に来てもらう必要はありません。ただ、説明書通りに試しても改善が図れないときはすぐ業者に連絡して修理を依頼する必要が出てきます。そして、故障が直ればエラーコードも表示されなくなります。
また、自分で不具合を解決できた場合でも、エラーコードが消えない場合もあるでしょう。そのときは、リセットすることで解決できます。リセットするには、エコキュート本体の電源を切るのが一般的な方法です。電源を切ったらそのまま1分程度放置し、その後再び電源を入れます。
エラーコードのリセット方法も、実際にはメーカーや機種によって違います。安全に操作をするには、必ず使用しているエコキュートの取扱説明書を確認しましょう。
また中日設備のユーチューブ動画でも、リセット方法について説明していますので、確認してください。

要チェックです❗️

エコキュートの修理、費用の相場

エコキュートの修理が必要になったとき、気になるのは修理にかかる日数や費用です。特に、費用については一体どれくらいかかるのか気になる人は多いかもしれません。そこで、修理費用の相場を部分ごとに説明していきます。修理のときにチェックしておきたいポイントについても見ていきましょう❗️

理費用の相場

まずチェックしておきたいのは修理費用の相場です。エコキュートはさまざまなメーカーから出されており、機種によっても費用は変わってきます。もちろん、扱う業者によっても費用には違いがあります。選択肢が多い中でできるだけ損をすることがないよう、一般的な費用を押さえておきましょう。
エコキュートで修理が必要になるのは、主に「ヒートポンプ」「貯湯タンク」です。
「貯湯タンク」の場合、内部の部品及び基盤の故障が生じた場合の修理費は2万円~5万円です。
また「ヒートポンプ」の場合、内部で使われている部品が故障した場合は部品を交換することで修理が可能になります。その際の修理相場は、3万5000〜17万円前後といったところです。エコキュートは、他にも「水漏れ」「お湯が作れない」といった故障もよく見られます。
「水漏れ」の場合は、1万5000〜7万5000円程度が修理費用の相場です。
「お湯が作れない」もしくは「温度調整がおかしい」といった故障なら、1万5000〜5万円程度かかります。
修理を行った場合でも、まだ無料保証の期間内であればこれらの費用は必要ありません。ただし、消耗品については保証の対象外となっていることもあるため、事前に確認が必要です。また、これはあくまで相場ですから、実際にはもう少し安くなる場合もあれば高くなることもあります。もしも修理が必要になったときは、依頼する前に見積もりを取り、相場とかけ離れすぎていないかチェクするといいでしょう。

修理の時にチェックするポイント

次にチェックしておきたいのは、修理した場合の費用新品に交換したときの費用です。できるだけ出費を抑えたいと考えるとき、修理を選択する人は多いのではないでしょうか。たしかに、簡単な調整や細かい部品の交換程度であれば、修理のほうが安く済みます。
しかし、状況によっては必ずしも修理のほうが節約できるわけではありません。よく考えてみたら、修理より交換したほうが安かったというケースはたくさんあります。特に、ヒートポンプとタンクの修理は費用が高い傾向にあるため、交換するほうが賢明といえます。
故障がタンクだけであっても、タンクのみの交換はできないケースも少なくありません。その場合は買い替えたほうがいいでしょう。費用を見てどうするべきか検討するためにも、見積もりは必要です。エコキュートが故障して業者に相談するときは「修理」「交換」両方で見積もりを出してもらうと比較しやすくなります。そして、できるだけ複数の業者から見積もりを取ることも重要といえます。なぜなら、同じ修理でも業者によって費用に違いが出るためです。

また、新品への買い替えのほうが安いと考えられる場合も、新規の設置としていくつかの業者を比べてみるといいかもしれません。そのとき、古いエコキュートも処分費用も含まれているかどうかもチェックポイントの一つです。もしも含まれていないときは、別途処分費用を用意する必要が出てきます。設置費用だけに注意を払うのではなく、処分についての費用も念頭に置いて検討することが大切です。

エコキュートの故障!!どこに連絡したらいいの??

エコキュートが故障したとき、修理代よりも「修理どこに連絡したらいいの?」と困ってしまうことのほうが多いかもしれません。これからお風呂に入るという時間帯になっていきなりお湯が出なかったりリモコン操作ができなかったりすると大変です!そこで、操作ができないときや水漏れ修理が必要な場合の適切な連絡先を紹介します。

まずは販売店に連絡しよう

まず連絡したいのは、エコキュートを設置してもらった業者、つまり販売店です。メーカーへの問い合わせを考える人もいるかもしれませんが、故障しているのが機器なのか配管なのかをまず確認する必要があります。その確認をしてもらうために、販売店への連絡が優先なのです。もしも、販売店に確認してみて原因が機器にあるようなら、そのときはメーカーに連絡しましょう。配管や設置の状況に問題がある場合は、販売店で対処してくれるのが一般的です。このとき、販売店が営業時間外の場合でも、他の業者に連絡しないほうが無難といえます。特に、まだ無料保証期間内なら他の業者に修理を依頼してはいけません。
なぜならば、せっかく無料保証を受けられるのに違う業者に依頼したら、有償での修理になってしまいます。また同じような故障が起こって販売店に連絡をしても、他の業者に修理してもらった後では無料保証の対象にならない場合もあるため注意が必要です。何かあったときすぐに連絡ができるよう、販売店の連絡先はすぐわかるようにしておきましょう。できれば家族の誰もがわかるようにしておくと、いざ故障したときに慌てずに対処できます。

業者選びのポイント

すでに寿命を迎えたエコキュートの買い替えを検討するとき、メーカーと同じように重要なのは業者選びです。購入してから後悔することのないよう、適切な業者を選ぶにはポイントがあります。では、どのような点を押さえて業者を選べばいいのか解説していきます。

業者を選ぶ際のポイント

業者を選ぶ際は、主に次のようなポイントをチェックしておくといいでしょう。まずは「自社ホームページ」の確認です。ホームページからは、その業者の基本的な情報がわかります。会社概要といった基本的なことはもちろん、これまでの実績についても把握できます。特に過去の実績工事の流れを知ることは、業者を判断するうえで重要なポイントです。対応エリアや連絡先、扱っているメーカーや機種といった、知りたいことがわかりやすく掲載されていることも判断するポイントになります。
そして、問い合わせ方法が豊富に用意されているかどうかも業者を選ぶうえで重要なポイントです。電話は、できるだけフリーダイヤルが用意されていると安心できます。もしも故障したとき、状況によっては説明が長くなるかもしれません。フリーダイヤルなら、電話料金を気にすることなく説明に集中できるでしょう。メールLINEに対応していれば、忙しい人でも時間にとらわれることなく問い合わせが可能です。メールはわかりやすい専用フォームが用意されているなど、使う側に配慮されているかどうかもポイントになります。
業者を選ぶ際「保証やアフターサービスの内容」も外すことができないポイントです。
エコキュートは、定期的なメンテナンスを行うことも大切ですが、万が一故障が起こったときの対応も考えておく必要があります。せっかく設置したのに、すぐに故障してしまったうえに保証がなかったということがあっては余計な費用がかかってしまうでしょう。エコキュートの平均的な寿命を考慮すると、10年前後の保証があることが好ましいといえます。
ただしメーカーの追加保証には追加料金がかかります。万が一のことを考えれば修理費の節約になります。実際にどこまで保証を求めるかは、全体の費用で判断することがポイントです。また、エコキュートを設置するには工事が必要です。当然、設置場所の事前確認もしなければなりません。エコキュート本体だけでなく、工事や現場の調査なども費用が発生する場合がありますので注意が必要です。
また、中日設備では工事前の現場調査は無料で行っております。この現場調査で工事に追加料金が発生するのかを確認します。
このように工事前の現場の調査や工事にどれだけ費用が発生するのか、確認をすることが必要です。
アフターサービスには修理などが含まれますが、どこまで対応できるかを明確に示してくれる業者を選ぶこともポイントです。故障の原因が機器にある場合、通常はメーカーが部品交換や修理を行います。その場合でも、メーカー側に手配してくれる業者が理想的です。そうすれば、顧客は業者に連絡を入れるだけで済みますし、専門的な説明をする心配も要りません。メーカーへ直接問い合わせしなければならないときも、わかりやすく提示してくれる業者にしましょう。そして、対応時間ができるだけ長いことも重要です。早朝から深夜まで対応可能な業者なら、たとえ夜間に故障が確認されても安心できます。
「修理や交換にかかる時間」も大切な判断ポイントです。設置から含めて、エコキュートを使えるまでに何時間かかるのか確認する必要があります。例えば、工事も含めて最短で5時間程度の場合なら、設置したその日のうちに使うことも可能です。古いエコキュートを交換する際、もう1点注意しておかなければなりません。それは、常に抱えている商品の在庫数です。工事自体に時間がかからなくても、肝心の在庫がなければ取り寄せに何日もかかってしまいます。何らかの事情でどうしても数日かかるという場合でも、代わりになるような機器を無料レンタルしてくれるサービスがあると便利です。
エコキュートを買い替える際、ほとんどの人はできるだけ費用を抑えたいと考えるでしょう。費用を節約するのはもちろん大切なことです。しかし「過度に格安ではないか」どうかも重要な判断ポイントになります。安すぎることで、もしも肝心の製品に問題があっては意味がありません。もしくは、必要な保証やアフターサービスが手薄になっている可能性もあります。相場を考えてあまりにも安いと感じたときは理由を確認し、納得できないときや説明できない業者は選ばないほうが無難です。
費用については、見積もりを取ることで予算に合っているかどうか判断できます。しかし、たとえ見積もりは無料であっても、取ること自体に気が引ける人もいるかもしれません。そのような場合は、ホームページなどで価格が掲載されている業者を選ぶという方法もあります。実際には工事費用なども加算されるため、依頼するときには見積もりは必要です。それでも、機器本体の価格をあらかじめ把握できていれば予算組みがしやすくなります。よい業者は、顧客が知りたいことや求めている情報をあらかじめ提供してくれることが多いものです。そのような業者であれば、設置する前はもちろん、設置してからも丁寧な対応が期待できます。

まとめ

エコキュートは、使い始めてからの経過年数によって修理の箇所や状況が変わってきます。早い時期での修理については、無料保証の対象になるケースが一般的です。そのため、不具合に気づいた時点で早めに販売店に連絡をしましょう。タイミングが遅くなると、無料保証から外れてしまうかもしれません。
エコキュートは、年数が経過するにしたがって修理の難易度も費用も高くなります。特に10年前後の故障は、修理よりも交換したほうが安くなる場合が多いといえます。修理費用が10万円を超えそうな時点で買い替えるほうが得策かもしれません。また故障の頻度が増えたり、修理してもまたすぐに使えなくなることもあります。修理をして使い続けるか、エコキュートそのものを交換するかはそれぞれの費用を比較して決めることが大切です。
損をせずに快適にエコキュートを快適に使うには、どのような状況まで修理で対応するのか、どのタイミングで買い替えるかを見極めることが大切です。
エコキュートの使用に疑問を感じたときは交換のタイミング!
容量や機能など使い勝手に疑問を感じたときも、寿命と照らし合わせながら買い替えを考えたほうが快適に使えます。エコキュートに不具合が目立ってきたら、よい業者を選んで早めの交換を考えましょう。