電気温水器からエコキュート交換について解説!

電気ですか💡
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今回は【電気温水器からエコキュートに交換工事】る際のメリット・デメリット・追加工事・電気プランなどについて解説します。

電気温水器とエコキュートの違いとは?

仕組みについて

電気温水器とエコキュートの違いは【熱を作り出す仕組み】です。
電気温水器もエコキュートも「割安の夜間電力を利用してお湯を沸かす給湯器」ですが、電気の力でヒーターを温めお湯を沸かす電気温水器に対して、エコキュートは「空気」を利用してお湯を沸かすので、電気の力だけでなく、自然の力を利用してエコでかつ効率的にお湯を沸かすことができます。

【電気温水器】

電気温水器は電気の力のみを用いてお湯を沸かします。
内部に取り付けられたヒーターを用いてタンクに溜めた水をお湯にます。
「電気ケトル・家庭用電気ポット」をイメージしていただくと分かりやすいかもしれません。

【エコキュート】

エコキュートはヒートポンプから、二酸化炭素を取り込み、コンプレッサーで圧縮して熱を生みだす仕組みになっています。
電気の力だけでなく大気熱を利用することでエコにお湯をつくることができます。

電気代(ランニングコスト)について

電気温水器・エコキュート共に、安い深夜電力を使用してお湯を沸かします。
ですが、電気温水器の熱源は、あくまでも「電気のみ」です。
それに比べて、エコキュートは自然のエネルギーを利用してお湯を沸かすため電気代が電気温水器に比べて安くなります。
三菱電機の調査によると、電気温水器とエコキュートの月額電気代を比較した場合、エコキュートは電気温水器の4分の1程度になることがわかっています。
さらに、電気プランの変更やオール電化への切り替えを行うと、家全体にかかる電気代を抑えられる可能性もあります。

エコキュートは電気温水器よりも初期費用は高いが、ランニングコストが良いことがわかります。

電気温水器のメリット・デメリット

電気温水器のメリット

【安全性が高い】
電気温水器は、電気がエネルギー源のヒーターを使うことによってお湯を沸かすようになっています。
よく家庭で使われているガスを燃やしてお湯を沸かすガス給湯器のようなものとは、原理が違い、火を使わないため火災が発生するリスクが少ないことがメリットです。
点火したり消火したりする必要などもなく、お湯の温度をマイコンでコントロールしているため安定しやすくなっています。
また、ガスを燃やさないため、一酸化炭素が不完全燃焼によって発生することもありません。
ガスが漏れてガス中毒になるリスクもないため、安心して使えます。

【非常時にタンクのお湯が利用できる】
電気温水器の貯湯タンクには、お湯が常にたまっており、このお湯を災害時に使用することができます。
地震や大寒波等による断水が発生したとしても、貯湯タンクユニットにお湯がたまっていれば、生活用水として利用できます。

【狭いスペースでも設置することができる】
サイズは電気温水器によって違っていますが、本体を設置するのみで使えるため狭い据付スペースでもそれほど問題はありません。
貯湯式の電気温水器は家庭でお湯を使う量によって適切なサイズのタンクが必要ですが、仕上がりがコンパクトになっています。
電気温水器は、狭いスペースでも設置しやすいことがメリットです。

電気温水器のデメリット

【湯切れする】
、電気温水器のタンク容量は決まっているため、急にお客さんが来てお湯を使うようになったり、シャワーを長時間使ったりするなど、お湯を使う量が急に多くなると湯切れすることがあります。
湯切れしても昼間にお湯を沸かすことができますが、昼間の電気料金は深夜の電気料金に比較して高いため負担が経済的に大きくなります。
貯湯式の電気温水器は、沸かすお湯の量やタンクの容量の選び方に注意する必要があります。

【水圧が低い】
電気温水器のデメリットとしては、水圧が低いことが挙げられます。
一般的に、ガス給湯器に比較して貯湯式の電気温水器は水圧が低くなります。
貯湯式の電気温水器は、水道管からの水の圧力を下げてタンクに貯めるようになっているため、水が水道管から出てくるときの圧力が使えません。
汚れを水圧で落としたいようなときは、水圧が低いため不満を感じることがあるため注意が必要です。

エコキュートのメリット・デメリット

エコキュートのメリット

【補助金について】
現在、国の補助金制度「給湯省エネ事業」が始まりました。
省エネ性能の高い対象機種のエコキュートに取り替えると5万円の補助金が国からでます。
(こちらは予算が300億円のため、予算に達し次第終了です)
このようにエコキュートは省エネ性が高く、環境によいので補助金が出る場合ございます。
※補助金に関しましてはこちらをチェックしてください!

エコキュートに取替で5万円給付!給湯省エネ事業についてはこちら!

【AIやIOTを活用!】

AIやIOTを利用して携帯アプリから遠隔に操作ができ、電気に使用量などを見える化することができます。
また太陽光がついているオール電化のご家庭では、太陽光と連携することによりより、より電気代をお得に使用することができます。

メーカーにより機能が異なりますが、主な機能をご紹介します。
(またメーカーにより無線LANアダプタを設置する必要ある場合があります)
・ふろ自動
お風呂のお湯はりが外出先からできるため、帰宅して暖かいお風呂に入ることができます。
・ふろ予約
予約した時刻に入浴できるように、お湯はりを自動で行います。
・タンク湯増し
急な来客で多くのお湯が必要になった時に、早めに外出先から湯増しを行うことができます。
・休止設定
数日間旅行などでお湯を使わないときに、沸き上げ休止期間を設定することによって電気代が節約できます。
・自宅みまもり
・浴室モニター
入浴している人の状況がスマートフォンにチェックできます
この他にも色々な機能があり、メーカーによっても様々です!

【非常時にタンクのお湯が利用できる】
エコキュートの貯湯タンクには、お湯が常にたまっており、このお湯を災害時に使用することができます。
地震や大寒波等による断水が発生したとしても、貯湯タンクユニットにお湯がたまっていれば、生活用水として利用できます。
エコキュートを設置していれば、災害時に生活用水の確保が容易になり、気持ち的にも安心できるでしょう。

エコキュートのデメリット

・ヒートポンプを設置する必要があるので、電気温水器より設置スペースが必要(集合住宅では特に注意が必要)
・初期費用が高い
・入浴剤など使用する前に使用できる入浴剤か確認する

【電気温水器よりも設置スペースが必要】
エコキュートは電気温水器と違い「貯湯タンク」と「ヒートポンプユニット」の2つの設置が必要ですので、電気温水器よりも設置スペースが必要となります。
ただし近年のエコキュートは省スペース化の製品も販売されており、スリムタイプやコンパクトタイプを選ぶことで、設置スペースの広さを狭くすることが可能です。

【初期費用が高い】
エコキュートを設置するのは、一般的な電気温水器よりも費用がかかります。
具体的な費用は後述しますが、電気温水器と比べると気軽に設置できない点はデメリットといえそうです。
ただ、電気温水器よりも月々の光熱費は安くなるため、ランニングコストで回収は可能です。

しかしこのようなデメリットもありますが、自治体の補助金制度を利用して、高性能で省エネ性の高いエコキュートを選ぶことにり、電気代が安くなり、長い目で見た時にエコキュートに変えた方はお得と言えます。

電気温水器からエコキュートへの交換工事費用

電気温水器からエコキュートへ交換工事をする場合は標準工事に加えて、追加工事が必要があります。
給湯専用タイプの電気温水器から給湯専用のエコキュートに変更する場合と、給湯専用タイプの電気温水器からフルオートタイプのエコキュートに変更する場合では、必要な工事が異なります。
〜必要な追加工事
・エコキュート設置基礎工事
 (エコキュートを設置する基礎を新設する場合) 2万円 
 (古いベースを壊して新しい基礎を取り付ける場合)3万円
・電気工事 3万円〜
 (電気温水器からエコキュートへの配線工事を行います) 3万円〜
電気工事が必要な場合
①電気メーターが3つある場合(タイムスイッチがある場合は電気工事が必要です)
②丸型の給湯専用の電気温水器の場合
③リモコンがない場合
④検針票が2枚ある場合

・ブレーカー交換
(エコキュート専用ブレーカーを設置し、専用ブレーカーをエコキュート本体まで繋ぐ配線工事を行います)
・リモコン増設工事 一ヶ所15,000円 
 (エコキュートのリモコンを浴室に増設します)

【給湯専用エコキュートからフルオートのエコキュートに替える場合】
追いだき配管工事(追いだき配管をエコキュートに繋げます)
・循環口取り付け工事
・コア抜き工事     
 が必要なります。
 合計3万円〜(追いだき配管を通すための工事が必要です)

・リモコン増設工事 一ヶ所15,000円 
 (エコキュートのリモコンを浴室・キッチンに増設します)

電気プランの変更

エコキュートを設置すると、電気料金の契約変更も必要です。
電気温水器からエコキュートに交換する際の最大のメリットである「ランニングコスト削減」のためには、電気料金の契約変更が必須です。
電力会社により多少の差はありますが、各電力会社では夜間料金が割安に設定されたエコキュート利用家庭向けの電気料金プランなどがございますので、そちらのプランに変更します。
必要な手続きは施工店が行いますので、ご安心ください。

場調査は無料です。お任せください!
電気温水器からエコキュートに交換工事をする際に、追加工事がどのような工事が必要か分かりづらいと思います。
工事前に「どのような工事が必要なのか」「どのくらいの追加費用がかかるのか」などご不安になると思います。
相見積もりでも大歓迎ですので、お気軽にご依頼くださいね!

まとめ

電気温水器が完全に壊れずにそのまま使用し続けると、電気代金がつきに1万円以上、上がっているケースが多く見られます。
電気料金が値上がっている中、100%電気でお湯を沸かす電気温水器よりも、大気熱を利用しお湯を沸かすエコキュートは、電気料金が3分の1ととてもお得になります。
電気温水器よりも初期費用が少し高いですが、ランニングコストがよく、すぐに元はとれると思います。
エコキュートは使用できる入浴剤などが、メーカーにより異なりますが、最近では少しすづ使用でるきる入浴剤も増えてきたので、充分にお風呂ライフを送ることができます。
また現在、エコキュートは省エネ性の高い対象の機種のエコキュートには国から【給湯省エネ事業】という5万円の補助金がでます。
去年もエコキュートの補助金はございましたが、毎年必ず補助金制度があるわけではないので、補助金がでる今は買い替えのチャンスとも言えます。
【給湯省エネ事業】について
中日設備では、現場調査を無料で行なっておりますので、お気軽にお問い合わせください。
朝の8時から23時までお電話受け付けておりますので、ご不明な点などございましたら、お電話おかけください。
電話の他にも公式ラインや公式メールがございますので、お客様からのご連絡お待ちしております。