エコキュート寿命

エコキュートの寿命はいつまで?故障や買い替えタイミングの解説!

皆様、普段お使いの給湯器(エコキュート)の寿命についてご存知でしょうか?
一度購入すると、何十年も持つため、短い寿命を忘れがちかもしれません。
しかし、エコキュートは日常的に使う重要な設備ですので、適切な症状を把握し、適切な買い替え時期を見極めることが大切です。

エコキュートの寿命は、症状によって異なります。
一般的に、給湯が不安定になり、温度設定が効かなくなったり、水漏れや異音が発生する場合、買い替えのサインかもしれません。
しかし、適切なメンテナンスを行い、エコキュートの寿命を伸ばすことも可能です。
ですが、エコキュートが年月を経るにつれて、効率が低下し、エネルギー消費量が増えることがあります。
効率が低下し、エネルギー消費量が増えるという事は、エコキュートの魅力一つである「ランニングコスト」の低さにも影響がでてきます。
そのため長く使い続けることはできますが、新しいモデルへの買い替えを検討することで、よりエコロジカルな選択をすることもできるでしょう。
エコキュートの寿命についての正しい情報を持ち、適切な判断をすることが大切です。

この記事では、エコキュートの寿命について詳しくご説明いたします。

エコキュートの寿命は?

一般的にエコキュートの寿命は、10~15年と言われています。
使用方法・メンテナンスの可否によっては、もっと長く使い続けれたり逆に10年以下で故障するケースもあります。

エコキュートの寿命を長持ちさせる方法

エコキュートの寿命を長く使用する方法として下記のやり方があります。

①タンクの水を排水して、タンク内の汚れを取り除く

年に2~3回ほどタンクの下部に溜まった汚れを排水します。
(※電源を切ってから作業を行って下さい)

②漏電遮断器が正常に動いているか点検する

年に数回の動作確認を行うようにする。
ブレーカーが頻繁に落ちたりする場合は、絶縁体の劣化やケーブルの損傷など等が考えられます。

③配管の水漏れがないか点検する

年に2~3回ほど点検をします。
配管から水漏れしていないか確認。

④給水ストレーナのお手入れ

ブラシ等を使ってゴミを取り除く。
(※取り外す際は、取り扱い説明書を良くご覧下さい)

⑤タンク・ヒートポンプのまわりは常にキレイにしておく

タンク内に虫が入り故障の原因になります。
熱を生み出す為に、周囲の空気を使います。しっかりと空気を吸い込めないと、パフォーマンスが低下します。さらにパフォーマンスが低下しながら使用すると、ヒートポンプに負荷をかけることになります

エコキュートの寿命が減る原因

下記の使い方をしていると、10年経たずに故障したりする可能性があります。

①不適切な入浴剤の私用

メーカーが保証していない入浴剤を使うと故障の原因になります。

②本体を不用意に動かす

エコキュートは基本的に位置をずらす事を前提に設置されておりません。不意に動かすと配管トラブルの原因になります。

エコキュートの交換目安

エコキュートの寿命について理解したところで、次は交換目安について記述していきます。
寿命を迎えているが、交換のタイミングが掴めないって方に参考になればと思います

エコキュートの交換目安・サイン

①エラーコードの表示

エラーコードが頻繁に表示されるようになります。
(※掃除や手入れを促すエラーコードも存在します。)

②お湯の出が悪くなる/安定しない

お湯の出が悪くなったり、温度が安定しなくなったら本体の故障・寿命の可能性があります。

③水漏れ

本体からの水漏れの場合、本体の故障・寿命の可能性が高いです。

エコキュートの選び方

もし交換目安に当てはまる場合、参考にしてみて下さい。
また、エコキュートの導入には補助金制度が適用されることもあります。
(太陽光発電システムと組み合わせることで、さらなるエネルギー効率の向上ができます。)

①現在使っているエコキュートの後継機種を選ぶ

ネットで検索をかけるか、施工業者にお問い合わせ下さい。

②人数から選択する

③機能から選択する

エコキュート金額

メーカー保証

各メーカーの製品には無料の保証が付属しています。
有料の保証を選択することで、製品の寿命に合わせた適切な保証内容を選ぶことができます。

ダイキン

本体機器1年
ヒートポンプ3年
タンク缶体5年
10年保証                  ¥30,800(税込み)

日立

本体機器1年
ヒートポンプ3年
タンク缶体5年
10年保証                  ¥30,000(税込み)

パナソニック

本体機器1年
ヒートポンプ3年
タンク缶体5年
10年保証                  ¥29,700(税込み)

三菱

本体機器1年
ヒートポンプ3年
タンク缶体5年
10年保証                  ¥31,460(税込み)

エコキュートの入浴剤の選び方&使用のコツを大公開【初心者向け】

エコキュートを使用していて、入浴剤の使用に、悩んだりする方はとても多いと思います。
入浴剤は一日の疲れを癒してくれたり、気分をリフレッシュしてくれたりと、色々な効果が
あるため、入浴剤を使用したいと思われる方も多いと思います。
ですが、エコキュートに使用できる入浴剤の種類は、メーカーやエコキュートのタイプごとに
異なります。
また、使用できないタイプの入浴剤を使用してしまった場合、最悪の場合、故障の原因にも
なってしまうことがあります。
この記事では、エコキュートの基本的な仕組みから、各メーカーが推奨する入浴剤、
使用する際の注意点など、エコキュートと入浴剤の気になる事まるっと解説します。
エコキュートを現在使用しているご家庭はもちろん、これからエコキュートの導入を
考えている方にも、入浴剤の正しい知識を身につけ、より快適なバスタイムを
楽しむための参考にしていただければと思います。
安心してエコキュートでの入浴を楽しむためのポイントを押さえ、快適なバスタイムを
過ごしましょう。

エコキュートで入浴剤は使えるの?

エコキュートの仕組みとは

エコキュートは、空気中の熱を効率的に利用してお湯を作るシステムです。
このシステムは、ヒートポンプユニット貯湯タンクという2つの主要な部分で成り立っています。
ヒートポンプユニットは、エアコンの室外機のようなもので、外気の熱をキャッチし、
その熱を水に伝えてお湯をつくります。
この方法だけで90℃までの高温のお湯をつくることができます。
従来の電気温水器とは異なり、エコキュートは空気の熱だけを利用するため、消費電力を
大幅に削減できます。
具体的には、電気代が従来の方法に比べて約3分の1になると言われています。
名前の通り、省エネ性が高く、環境に良い給湯器といえます。

エコキュートで入浴剤は使用できるの?

疲れが溜まっているときや、リラックスしたいときに、お風呂に入浴剤を使ってリラックスした時間を楽しみたいですよね。
実際、エコキュートで入浴剤は使用可能ですが、いくつかポイントを押さえておく必要があります。

エコキュートのタイプによって使用できる入浴剤に制限がある
まず、エコキュートのタイプやメーカーによって、対応している入浴剤が異なるとういう事です。
特に、エコキュートには【フルオート】【セミオート】【給湯専用】の3種類がありますが、
給湯システムの違いにより、入浴剤の制限があるものとないものがあります。

フルオートタイプセミオートタイプ給湯専用タイプ
機能特徴自動湯はり・追いだき機能付き自動湯はり機能つき給湯専用
お湯が循環する(追いだき機能)お湯が循環しないお湯が循環しない
入浴剤の制限入浴剤に制限あり入浴剤に制限なし入浴剤に制限なし

上記の表でもわかるように、【フルオート】のエコキュートには使用できる入浴剤に制限があります。

入浴剤を使用する際は、追いだきは控えましょう!
フルオートタイプのエコキュートで入浴剤を使用する際は、追いだき機能を使用することを
控えましょう。
なぜなら追いだ機能とは、ぬるくなった浴槽内のお湯を配管内に戻し、貯湯タンクの熱交換器で
設定温度まで温めなおして再度浴槽に戻すという仕組みになっています。
つまりお湯が配管を通して循環しています。
このお湯を循環する際に。入浴剤の成分が目詰まりしたり、部品を腐食させたりして、
誤作動や故障を招く原因になりかねないからです。
なので、入浴剤を使用する際は追いだき機能の使用を控えることで、入浴剤を使用していても
エコキュートを長く使い続けることができます。

凍結予防運転はオフに!
エコキュートには、冬季のふろ配管の凍結を防ぐため、凍結予防運転機能が備わっています。
残り湯を自動で循環させるこの機能が働いてしまうと、入浴剤を使った後の残り湯も循環され、
ふろ配管内に入浴剤が残ってしまいます。
追いだき機能と同じで、故障や誤作動の原因になってしまいます。
入浴剤を使用する際は、この機能が作動しないように、凍結予防運転のスイッチを
スイッチをオフにしましょう。
特に、フルオートタイプには、この凍結予防運転機能が備わっているので、注意が必要です。

フルオートタイプのエコキュートは入浴剤の使用時に注意すべき点が多いように思いますが、
何回か使用して、スイッチの操作に慣れれな、そこまで大変な作業ではありません。
しっかりとこれらのポイントをしっかりと理解して、エコキュートを最大限に活用しながら、
心地よいバスタイムを過ごしてください。
最後に大事なポイントですが、エコキュートで入浴剤使用する前には、エコキュートの
取扱説明書を必ず確認してくださいね。

使用できない入浴剤がある理由とは

エコキュートのタイプによっては入浴剤に制限のないものもあります。
【フルオート】タイプのエコキュートは、追いだき機能時に、浴槽の湯をエコキュートの
タンクに戻し、タンク内で温めてから浴槽へ戻すという構造
となっているからです。
この時お湯がタンクと浴槽を配管を通して循環することにより、入浴剤がフィルターが
目詰まりを起こしたり、入浴剤に含まれている成分で配管やポンプが腐食するなどのトラブルの
原因になるからです。
それではエコキュートに悪影響を与える入浴剤の代表例をご紹介します。

・白濁色・とろみ成分
 循環口フィルターを目詰まりの原因・ポンプ内に沈殿して湯が出にくくなる
・発泡成分
 配管内部のセンサーに反応し、センサーが故障する原因
・硫黄・酸・アルカリ・塩分入
 配管やエコキュートの金属部分がサビる・腐食する原因
・固形物
 循環口フィルターを目詰まりさせてしまう

特に気をつけるべきなのは【硫黄】入りの入浴剤です。
硫黄に含まれる硫化水素は少量でも配管に使われる銅を腐食するとされています。
現在発売中の入浴剤に含まれている硫黄は少量ですが、使い続ければ配管を腐食させてしまいます。
その一方で、セミオートタイプや給湯専用タイプのエコキュートは、浴槽の湯が配管内で
循環しないため、入浴剤の制限がないので、フルオートタイプのエコキュートよりも安心して
入浴剤を使用することができます。

エコキュートで使用できる入浴剤の種類

メーカーごとの使用できる入浴剤

ダイキン製エコキュートで使用できる入浴剤

基本的にダイキン製のエコキュートは株式会社バスクリンより発売されている入浴剤なら、
どれでも使用できます。
ダイキンの一番の特徴はバスクリンのにごり湯タイプも使用できることです。
にごり湯タイプの入浴剤が使用できるのは、ダイキンのみです。

【メーカー】【使用できる入浴剤】
株式会社バスクリンバスクリン・きき湯・日本の名湯
ソフレ・温美浴

ただし、次のような入浴剤は使用しないように注意注意してください。

【使用できない入浴剤】
上記のシリーズ以外の入浴剤
株式会社バスクリン以外の製品
酸・アルカリ・硫黄・塩などを含む入浴剤・温泉水
固形物を含む生薬・とろみ成分の含まれるもの

エコキュートでは使用できないにごり湯タイプの入浴剤が、ダイキンなら
バスクリンのにごり湯タイプが使用できるのは魅力的です!
入浴剤にこだわりたい方には、とてもおすすめです。

三菱製エコキュートで使用できる入浴剤

【メーカー】【使用できる入浴剤】
花王株式会社バブ(にごりタイプ・シリカパウダー含有タイ以外)
アース製薬株式会社バスロマン(にごりタイプを除く)
株式会社バスクリンバスクリン(にごりタイプを除く)

エコキュートで使用できる入浴剤に関しましては、発売した年代で使用できる入浴剤に
違いがあるので、必ず取扱説明を確認しましょう。

特に注意が必要なのは、バブが使用できるのは、三菱製エコキュート2010年以降の発売モデル
に限られるので、ご使用のエコキュートの製造年を確認することが必要です。
また、バスロマンやバスクリンが使えるのも、2018年以降の発売モデルとなっています。
発売モデルの年数は、発売の年数のため、購入した年数ではないので、
間違えないように注意してください。
分からない場合は、品番を検索すれば発売年数が確認できます。

また、三菱製のエコキュートで使用できない入浴剤はこちらです。

【使用できない入浴剤】
発砲成分や炭酸ガスを含んだ入浴剤
炭酸カルシウムを含んだ入浴剤
硫黄・塩化ナトリウム・シリカ(無水ケイ素)などの成分を含んだ入浴剤
生薬や薬草、ゆずなどの固形物を含む入浴剤

日立製のエコキュートで使用できる入浴剤
日立製のエコキュートで使用できる入浴剤は以下の通りです。

【メーカー】【使用できない入浴剤】
花王株式会社バブ・バブ和漢ごごち
株式会社バスクリンバスクリン・バスクリンクール
(透明タイプ炭酸発砲なし)
きき湯・きき湯アロマリズム
(透明タイプ炭酸発砲あり)
アース製薬株式会社バスロマン・バスロマンクール
(透明タイプ炭酸発砲タイプなし)

日立製エコキュートは、他メーカーでは使用不可である発砲系の入浴剤を使用できる機種が
多いです。
しかし、上記の表にあるように推奨されている入浴剤でも、乳白色や白色ににごる入浴剤は
使用ができないため、使用する前に確認する必要があります。

日立製エコキュートで使用できない入浴剤は以下の表のとおりです。

【使用できない入浴剤】
にごり成分・とろみ成分を含む入浴剤
硫黄・酸・アルカリ・塩分などを含む入浴剤
固形物を含む入浴剤

使用する前にしっかりと確認しましょう。

パナソニック製のエコキュートで使用できる入浴剤
パナソニック製のエコキュートで推奨されている入浴剤は以下の表のとおりです。

【メーカー】【使用できる入浴剤】
花王株式会社バブ(にごり・パウダー配合タイプを除く)
株式会社バスクリンバスクリン・きき湯(にごりタイプ除く)
アース製薬株式会社バスロマン(にごりタイプ除く)

推奨されている入浴剤の中にも「にごりタイプやパウダー配合タイプ」などは使用できないので
注意しましょう。
「にごりタイプやパウダー配合タイプ」は使用できないと認識しておくと、わかりやすいかも
しれませんね。

パナソニック製のエコキュートで使用できない入浴剤は以下のとおりです。
【使用できない入浴剤】
推奨入浴剤以外の発砲系入浴剤・石鹸
葉や茎なその固形物を含む、生薬系の入浴剤
とろみ成分やミルク成分が配合された入浴剤
硫黄・酸・アルカリ・塩分を含む入浴剤
出典:パナソニック公式「よくある質問より」

エコキュートで入浴剤を使用するときの注意点

  入浴剤を使用する際、注意する4つのポイント

複数の入浴剤を混ぜない
エコキュートで入浴剤を使用する際を使用する際、必ず各メーカーに推奨された入浴剤を
使用しましょう。
推奨された入浴剤を使用する場合にも、注意しなければならない点があります。
それは、複数の入浴剤を混ぜて使用することです。
複数の入浴剤をミックスすると、それぞれの成分が予期せぬ反応を起こす可能性があり、
エコキュートに悪影響を及ぼすリスクが高まります。
実際、一部のメーカーでは、このような使用方法が機器の故障やトラブルの原因となる可能性を
指摘し、注意喚起を行っています。
入浴剤を使用する場合は、メーカーの推奨する分量を守り、異なる種類の入浴剤を混ぜずに
単独で使用することを強く推奨します。

自動配管洗浄は「入」にする
エコキュートに備わっている機能の一つに「自動配管洗浄」という機能があります。
この機能は浴槽の残り湯を排水するときに、機器から新しいお湯を流すことで、
配管内の汚れを洗い流してくれる機能です。

エコキュートで入浴剤を使用する際は、この自動配管洗浄を「入」にすることが大切です。
なぜなら、入浴剤の成分が配管に残ってしまうことがあるからです。
入浴剤の成分をきちんと洗い流すことで、お湯の品質を保つことができます。
配管をきれいに保つことは、長くエコキュートを安心して使用するための重要なポイントです。
入浴剤を使用していない場合にも、日常の使用時に自動配管洗浄を使用することで、
お風呂の配管がきれいに保たれるので、とてもおすすめできる便利な機能です。

こまめに配管洗浄をおこなう
入浴剤を使用すると、入浴剤の成分がわずかに配管に残り、長期的に使用することで、
エコキュートの性能低下や故障の原因となる可能性があります。
そのため、自動配管洗浄を「入」にするだけでなく、1ヶ月に1度の頻度での手動での
配管洗浄も推奨されています。
特に、入浴剤を頻繁に使用するご家庭では、1ヶ月に1度の頻度で掃除することが必要です。

ここでポイント!
一般的に配管洗浄のメンテナンスとしては、3ヶ月~半年に1度の洗浄が推奨されていますが、
入浴剤の使用頻度や入浴剤の種類によっては、より頻繁な洗浄が必要な場合があります。
エコキュートの取扱説明書などで、正しい洗浄方法や使用可能な洗浄剤についての
説明が記載されていますので、洗浄を行うときはしっかりと確認しましょう。
特に、市販の洗浄用品を使用する際は、エコキュートのモデルやメーカーが推奨している
適切な商品を選び、正確な使用方法を守ることが必要です。
配管洗浄を適切に行うことで、エコキュートの寿命を延ばし、配管もきれいになるので、
常に清潔なお湯を使い続ける事ができます。

使用できない入浴剤を使用してしまった場合の対処方法

エコキュートを使用する際の入浴剤の種類や使用方法について説明しましたが、
誤って推奨されていない入浴剤を使用することも考えられますよね。
「壊れたかも?!」と焦ることはありません。
そうした場合の対策方法を紹介します!
もし、これまで気付かないで各メーカーで推奨されていない入浴剤を継続的に使用していた場合、
これから紹介するような問題が生じている可能性があります。
そのような症状が見られたら、速やかに入浴剤の使用を中止し、以下の症状がないか確認して下さい。

フィルターの詰まりがないか確認する
推奨されていない入浴剤を使用していた場合、入浴剤によりフィルターが詰まっている場合が
あります。
入浴剤の成分が汚れとして蓄積している状態なので、掃除して落としましょう。

お湯の出が悪くないか注意する
入浴剤の成分が配管に蓄積すると、お湯の出が悪くなる症状がでます。
誤って推奨されていない入浴剤を使用してしまった後に、お湯の出が悪くなった場合は、
配管に汚れが溜まっている状態なので、配管洗浄を行いましょう。

お湯からいやな臭いがする
入浴剤の成分が配管に蓄積すると、排出されるお湯に汚れが混ざり、異臭がする場合があります。
もちろん入浴剤の蓄積した臭い以外にも、人の脂が汚れの成分として蓄積している場合もありますが、故障の原因にも繋がるので、早急に対処しましょう。

どんな対処をしたらいいの?

配管洗浄を試してみる
匂いやつまりなどの症状出始めたら、自分で配管洗浄を行ってましょう。
推奨さていない入浴剤を使用していない場合でも、配管洗浄は定期的に行う事が大切です。
洗浄剤は、メーカーの別売り洗浄剤、あるいは指定の市販品(ジャバなど)を使用して
配管の洗浄を行いましょう。
ジャバ公式ホームページはこちら
また掃除の頻度は、1〜2ヶ月が目安と推奨されていますが、配管洗浄の目的は、目詰まりを防ぐことなので汚れの状況や入浴剤の使用頻度に応じて、洗浄を行いましょう。

エコキュートを長持ちさせるための入浴剤使用ガイド

入浴剤を使用しても、エコキュートを長持ちさせるたいですよね。
ぜひ、エコキュートで入浴剤を使用した際には、以下のようなケアを行ってください。

入浴剤の選び方と浴槽の掃除
入浴剤を使用する際は、しっかりと推奨されている入浴剤を選びましょう。
また入浴剤の使用後は、浴槽に変色や沈着が生じることがありますので、入浴後には、
シャワーでしっかりと入浴剤の成分を洗い流しましょう。
また、強い成分の入浴剤を使用した場合は、スポンジでの洗浄も検討しましょう。

フィルターの定期的な洗浄
 エコキュートの効率を維持するためには、フィルターの定期的な洗浄が不可欠です。
入浴剤の成分がフィルターに詰まると、エコキュートの故障やトラブルの原因となります。
市販の配管洗浄を使用した定期的な洗浄も必要ですが、洗浄液を使用しない簡単な掃除でも、
こまめに行う事でより、エコキュートを長持ちさせることができます。

エコキュートの配管洗浄機能を最大限活用しよう!
エコキュートの 配管内に入浴剤の成分が蓄積すると、エコキュートの性能が次第に低下します。
エコキュートに備わっている配管洗浄機能を最大限に活用しましょう。
各メーカー新モデルでは、配管洗浄機能がさらにグレードアップしているメーカーもあります。

貯湯タンクのケアも忘れずに!
エコキュートの貯湯タンクは、お湯を貯めて保温してくれ、エコキュートの中心部です。
この貯湯タンクに不純物が溜まると、お湯の品質に影響が出ることがあります。
定期的にな水抜きやクリーニングを行い、貯湯タンクに溜まった少しの汚れをお掃除しましょう。

まとめ

今回の記事では「エコキュートと入浴剤」について解説しました。
エコキュートで入浴剤を使用する場合、まずは使用しているメーカーの推奨している入浴剤を
使用すること、そして入浴剤を使用したらこまめなお掃除を行う事が大切です。
注意しなければならない点などが少し多いように感じますが、エコキュートの長持ちさせるには
定期的なメンテナンスが必要なので、その延長線上だと考えていただければと思います。
セミオートタイプや給湯専用タイプのエコキュートでは、特に制限なく入浴剤を楽しむ事ができます。
フルオートタイプには制限があるものの、適切な入浴剤を選べば問題なく使用することができます。
市販されている入浴剤の多くはエコキュートとの相性が良いため、安心してバスタイムを楽しむことができます。
入浴剤はリラックス効果だけでなく、体を温める効果も期待できるため、特に冬場にはおすすめです。また、エコキュート自体の性能や機能も日々進化しています。
どのようなエコキュートを選んだいいか迷った場合は、ぜひ中日設備までぜひご相談ください。
エコキュートの交換や買い替え、急なトラブルがあった場合は、専門のスタッフが対応致します。
中日設備では年中無休で8時から23時までお電話受け付けております。
電話以外にも公式ラインや公式メールからでもお問合せいただけますので、お気軽にご相談下さい。

エコキュートの寿命と最適な交換のタイミング【初心者向け】

エコキュートは、家庭での給湯器として多くの方に選ばれています。
しかし、初めて導入を考えるときや、長くエコキュートを使用していると、
「エコキュートの寿命は何年なのか?」や「修理なのか買い替えたほうがいいのか」
という疑問が浮かびます。
特に、エコキュートはヒートポンプと貯湯タンクなどによっても保証期間が異るため、
修理や交換、買い替えのタイミングを知ることはとても大切です。
このコラムでは、そういった疑問から、故障のサイン、交換の最適なタイミング、
メンテナンス方法などをエコキュートの寿命について徹底解説します。
また、2023年の人気機種や補助金についてなど最新情報もお届けします!

エコキュートとは?

エコキュートは、空気の熱を使ってお湯を沸かす電気温水器です。
エアコンの技術と似ており、少しの電気でたくさんのお湯を作ることができます。
また、夜間の電気代は安いので、夜にお湯を沸かすことで電気代が節約でき、
効率的にお湯を沸かすことができます。
また環境にも優しく、CO2の排出を減らすことができ、エコな給湯器といえます。

このサインが出たら交換のサイン

エコキュートのチェックポイント
以下の症状が頻繁に発生するようになりましたら、買い替えを検討しましょう。

  • リモコンにエラーメッセージが頻出する
  • 設定した温度よりお湯がぬるくなる
  • 通常とは異なる音がする
  • エコキュートの周りに水たまりができる
    (水漏れが発生する)
  • 途中で冷水が混ざることがある
  • お風呂の湯張りがうまくいかない
  • お湯を出すまでの待ち時間が長くなる

エコキュートの寿命は10年~15年

エコキュートの寿命!知っておきたい基本

一般的に、エコキュートの寿命は約10年~15年と言われています。
しかし、これはあくまでも目安であり、実際の使用状況やメンテナンスの頻度、
さらには設置環境などによって変わることがあります。
例えば、定期的なメンテナンスを怠ると、エコキュートの故障のリスクが上がり、
寿命が短くなる可能性があります。
エコキュートのメーカーによっても保証や対応、修理にかかる費用が異なります。
また、メーカーでは製造から10年間経つと、部品の供給が終了している場合が多く、
修理が難しくなる場合や高額になる場合があります。
このような場合、新しいエコキュートへの買い替えを検討する方が多いです。
しかし、中には15年以上トラブルなく使用している方もいます。
このように、エコキュートの寿命は使用状況やメンテナンスの状態、さらには設置場所など
色々な要因によって変わることを理解しておくことが大切です。
エコキュートの定期的なメンテナンスや点検は、各メーカーでも推奨されており、
エコキュートの寿命を延ばすためにとても重要なポイントです。

ヒートポンプの寿命

ヒートポンプとは?
ヒートポンプとは、空気から熱を取り込み、それを冷媒という物質に伝える装置のことです。
この冷媒が、圧縮機で圧縮されることで高温になり、その熱を水に伝えてお湯を作る役割があります。特にエコキュートという家庭用の給湯器には、このヒートポンプが欠かせない部分として組み込まれています。
ヒートポンプの特徴として、自然冷媒(CO2)を使用している点が挙げられます。
この冷媒は、環境に優しく、効率的に熱を伝えることができるため、エコキュートには最適です。

ヒートポンプの寿命は?
ヒートポンプも長く使っていると劣化してしまうことがあります。
一般的に、ヒートポンプの寿命は5年から15年程度と言われています。
もし、エコキュートのリモコンにエラーコードが表示されたり、お湯の温度が思ったように
ならない場合は、ヒートポンプの交換を考えるタイミングかもしれません。
ヒートポンプはエコキュートの大事な部分。
これが正常に機能していると、常に安定した給湯が期待できます。

貯湯タンクの寿命

貯湯タンクとは?
ヒートポンプは、空気の熱を取り込んでお湯を作る部分です。
そして、このヒートポンプで作られたお湯を保管しておくのが貯湯タンクです。
しかし、貯湯タンクはお湯を保管するだけでなく、効率よくお湯を保温する機能も持っています。

貯湯タンクの寿命は?
貯湯タンクの寿命は、一般的に10年から15年程度と言われています。
これは、ヒートポンプの寿命よりも少し長い傾向があります。
しかし、ヒートポンプと同様に使い方やメンテナンス、水抜きなどのお手入れを
適切に行うことで、より長持ちさせることができます。

エコキュートの寿命を短くする原因とは?

エコキュートは、私たちの生活に欠かせない給湯器ですが、その寿命は使い方や
設置環境によって大きく変わることがあります。
エコキュートの寿命を短くしてしまう原因を知っておくことはとても大切です。

入浴剤の使用に注意
エコキュートは、各メーカー使用できる入浴剤が異なります。
特に、濁り湯系の入浴剤を使用できるのは、現在ダイキン製のエコキュートのみです。
多くのエコキュートには追いだき機能があり、この機能を使用すると、
ポンプや配管に入浴剤が詰まり、腐食の原因となることがあるからです。
説明書などを読み使用できる入浴剤を確認し、入浴剤を使用する際は、追い炊き機能を
使用しないことをおすすめします。

エコキュートで使用できる入浴剤について、詳しくはこちらをチェック
【エコキュートの入浴剤の選び方&使用のコツを大公開!】

設置場所の選び方
吹きさらしの屋外や湿気が多い場所、ホコリの多い場所などは、
エコキュートの寿命を短くする原因になります。
適切な場所に設置することで、エコキュートの寿命を延ばすことができます。

ヒートポンプの周りの環境
ヒートポンプの近くに物を置くと、空気の取り込みが悪くなり、エコキュートの効率が下がる可能性があります。常にヒートポンプの周りはスッキリと保つよう心がけましょう。

地域に合わせた仕様の選択
エコキュートは地域によって仕様が異なることがあります。
特に寒冷地では、寒冷地仕様のエコキュートを選ぶことが重要です。
環境に適していない一般仕様のものを使用すると、故障のリスクが高まることがあります。
エコキュートは、適切な使い方と環境を整えることが大切です。

日常の使用やメンテナンスに気を付けることで、長く安心してエコキュートを
使用することができます。

エコキュートの保証期間:各メーカーの特徴

メーカーごとの保証期間は何年?

エコキュートは本体・貯湯タンク・ヒートポンプと保証期間が異なります。
各メーカーの保証期間をご紹介します。

メーカー本体貯湯タンク(缶体)ヒートポンプ
ダイキン1年5年3年
三菱2年5年3年
日立1年5年3年
パナソニック1年5年3年

またエコキュートのメーカー保証には、フィルターや電池のようなお客様が、
交換可能な消耗品は含まれません。
しかし、お客様が交換困難な「逃し弁」「減圧弁」などの消耗品は、
保証対象とされていることがほとんどです。
不具合などが起こった際に、メーカーにしっかりと確認をとりましょう。

10年延長保証のメリットとデメリット

エコキュートを長く使用しているとと故障のリスクも、もちろんあります。
そんなとき、メーカーの10年延長保証が役立ちます。
今回は10年延長保証に加入するメリットとデメリットについて解説します。

10年延長保証のメリット

安心の長期保証
エコキュートの平均寿命は10年~15年です。
10年以上問題なく使用できるケースもあります。
しかし、メンテナンス不足や経年劣化・故障などにより、10年経たずにエコキュートの
トラブルに見舞われる可能性があります。
延長保証に加入すれば、10年間、安心して使い続けられます。

修理費用の軽減
最大のメリットは、修理費用・修理にかかる出張費用が抑えられることです。
部品交換や修理の費用が大幅に軽減され、大きな出費を避けることができます。

コストパフォーマンス
1,2回のトラブルが発生した場合、修理費用・出張費などで、保証加入の金額の元が
取れることが十分にあると言えます。
そういった面でも、延長保証のメリットは十分にあるといえます。

10年延長保証のデメリット

初期費用の増加
延長保証に加入することで、エコキュートの購入時の費用が増加します。
この追加料金は、購入の際の出費の負担が大きくなります。

保証の制約
延長保証には、カバーされる故障やトラブルの範囲が限定されています。
すべての故障が保証の対象とはならず、また、指定された使用方法や設置環境を守らなければ、
保証が適用されない場合があります。

未使用の保証料金
10年間トラブルが発生しない場合、支払った保証料金が実質的に無駄になる可能性があります。
保証を利用する機会がなければ、延長保証の料金は戻ってこないため、加入した意味がなかったと
思ってしまう場合もあります。

10年延長保証はメリットでも述べた通り、1、2回トラブルが発生した場合、十分に元がとれる
と言えます。
10年延長保証に加入すれば、もしもの時に備えて安心してエコキュートを使用することができます。

 メーカーごとの10年延長保証について

ダイキン延長保証

10年延長保証¥30,800(税込)

・10年間修理費無料(部品代+技術料+出張費)
・保証回数・保証上限額無制限
 延長保証期間内に複数回故障が起きてもその都度、保証が適用されます。
・24時間365日受付
 修理依頼は電話やFAX、インターネットから24時間365日対応してくれます。

ダイキンの10年延長保証は、期間内であれば何回でも修理を行ってくれることや、
24時間365日対応してくれるので、ても安心できますね!

三菱延長保証

10年延長保証¥31,220(税込)

保証期間中の修理費(技術料や部品代、出張料)は無料になりますが、1度の修理につき
製品本体のご購入金額(消費税抜)が保証限度額となっています。

日立延長保証

10年延長保証(SOMPOワランティ)¥30,000(税込)

日立の延長保証はSOMPOワランティという保証会社の保証に加入をお願いしております。
24時間365日対応してくれますので、とても安心できますね。

パナソニック延長保証

10年延長保証¥29,700(税込)

・保証期間内であれば、何度でも修理に対応してくれます。
・24時365日受付対応してくれます。

以上のように各メーカー10年延長保証サービスがあります。
エコキュートの修理には修理費用でなく、出張費や部品代などいろいろな費用がかかりますので
10延長保証に加入しておくと安心してエコキュートを使用することができますね。

エコキュートの故障と買い替えのサイン

エコキュートの一般的な故障の症状

初期故障
エコキュートは、高度な技術ゆえに、まれに初期の段階での故障や不具合が発生することがあります。エコキュートは多くの部品で構成されており、その中の一つの部品が機能しないだけで、
全体の動作に影響を及ぼすことがあります。
もちろん、メーカーは出荷前に厳しい検査を行っていますが、100%の製品が全て、
完璧であるとは限りません。
そのため、初期不良という現象が発生することも考えられます。
初期不良や設置不良が発生した場合、メーカーや施工業者はその責任をしっかりと取り、
無償で修理や再設置を行ってくれます。
部品の交換や設置の見直しを通じて、不具合は迅速に解消されるでしょう。
摩耗故障
エコキュート中には多くの部品が組み込まれており、これらの部品は日常の使用によって
徐々に摩耗していきます。
特に、逆圧弁や電磁弁などの弁類、水量センサーや水流スイッチ、ポンプ、パッキンなどは、
繰り返しの使用によって劣化が進む消耗部品です。
これらの部品は、経年劣化や摩耗によってその性能が低下し、最終的には
故障の原因となることがあります。
例えば、水筒やタンブラーのキャップのように、頻繁に開閉することで、
パッキンが摩耗し、ゆるくなることがあります。
これにより、液体が漏れるリスクが高まります。
定期的にエコキュートの点検やメンテナンスを行うことで、これらの消耗部品の劣化を
早期に発見し、適切な対応を取ることができます。
費用はかかってしまいますが、部品の交換や点検を行うことで、エコキュートの寿命を
長く保つことが可能です。
偶発故障
エコキュートだけでなく、どんな電化製品にも突然の故障のリスクはあります。
これを「偶発故障」と呼びます。
偶発故障とは、製造時や設置時には気づかなかった小さな欠陥が、使っているうちに
大きな問題として現れることです。
たとえば、エコキュートの中の部品が微妙に歪んでいたり、電子部品に微小な不良があった場合、
時間とともにそれが原因で故障することが考えられます。
特に、エコキュートのリモコンに「エラー」という表示が出た場合、
それは偶発故障のサインかもしれません。
そういった場合、早めにメーカーや専門家に点検してもらうことをおすすめします。
ただし、偶発故障の修理は、保証期間が過ぎていると有料となることが多いので、注意が必要です。

買い替えを検討すべき症状とタイミング

エコキュートは突然の故障よりも、経年劣化や使用年数が増えることで
徐々に不具合が起こることが一般的です。
特に、10年以上の使用で特定の症状が見られるようになった場合、それはエコキュートが
寿命に近づいているサインかもしれません。
下記のような症状が起こった場合は、買い替えを検討するタイミングと言えます。

リモコンにエラーメッセージが頻出する
エコキュートが正常に動作しないとき、リモコンにエラーコードが表示されます。
ただし、ガス給湯器とは異なり、エコキュートのエラーコードはメーカーごとに
意味が違うことがあるので注意が必要です。
10年以上使用しているエコキュートでエラーコードが頻発する場合、
修理よりも新しいものに交換することを考えることをおすすめします。

設定した温度よりお湯がぬるくなる・温度が安定しない
エコキュートは、一度に一つの温度のお湯しか作り出せません。
そのため、一つだけの蛇口から温度が変わるお湯が出る場合、その蛇口の不具合の場合が
多いですが、家の中の全ての蛇口から温度が不安定なお湯が出るときは、エコキュートの
故障の可能性が高いです。
年数が経つと、エコキュートの性能が下がったり、部品に問題が出ることがあります。
特に、10年以上使っているエコキュートでお湯の温度が全体的に不安定な場合、
新しいものに取り替えることを検討した方が良いかもしれません。

エコキュート周辺に常に水が溜まっている(水漏れが発生している)
エコキュートの周辺、特に貯湯タンクやヒートポンプの周りがずっと湿っている場合、
それは機器や配管からの水のもれのサインかもしれません。
特に、機器の中からの水のもれは、修理にかなりの費用がかかることがあります。
10年以上使用している場合は、買い替えを検討することをおすすめします。

漏電しゃ断器が作動する
漏電ブレーカーは、電気が漏れた際に自動的に電源を遮断する安全装置のことです。
エコキュートを利用する際、年に数回、このブレーカーの動作を定期点検で
確認することが、メーカーから勧められています。
もしブレーカーが正常に動作しない場合、漏電が起きたときに感電のリスクが高まります。
定期的な点検の際に、何か不具合があった場合は、メーカーや施工業者に相談し
買い替えを検討しましょう。

工事保証のついている施工業者に任せてより安心

エコキュートを購入する際に、保証の詳細を確認すると同時に、施工業者の提供する保証が
ある場合には、その詳細についても確認しましょう。
ほとんどのメーカーはエコキュートの製品自体の保証がありますが、しかし設置工事に
関する保証は少ないのが現状です。
このため、施工のミスによるトラブルや不具合が生じた場合、メーカー保証の対象外と
なることがあります。
ですので、工事保証を提供している施工業者を選べば、このようなトラブルでも安心して
対応してもらえます。
施工業者の保証とメーカーの保証の両方を利用することで、より強固な安全ネットを
持つことができます

中日設備では無料で工事保証15年!
中日設備では、エコキュートの工事をご用命いただきましたお客様には
無料で工事保証15年保証させていただいております。
弊社が工事の際に施工した箇所に関しまして、不具合やトラブルが生じた際には
無料で修理させていただきます。
ぜひ安心してご用命くださいね。

エコキュートの交換の最適なタイミング

交換を検討する基準

エコキュートの交換を検討する基準は、使用年数と寿命を基準としましょう。
寿命が10年~15年と言われていますので、10年以上経過している場合は
交換を検討しましょう。
10年以上しようしていて特に不具合が起こらなくても、交換を検討しましょう。

交換を検討するポイント

年間給湯保温効率に注目!
10年前のもモデルと、最新のエコキュートでは年間給湯保温効率が異なります。
エコキュートは「一年間どれだけ少ない電力で給湯および保温ができるか」ということを
年間給湯保温効率」として製品ごとに決められています。
年間給湯保温効率はどのメーカーにおいても年々高くなっており、この数値が
高ければ高いほど、効率的な湯沸かしや電気代の削減ができます。
年間効率の0,1という数値は、およそ1,000円程度となっているため、
数値が0,5違えば年間の電気代に5,000円近くの差が出ることになります。
例えば、2010年頃のエコキュートの年間給湯保温効率は約2,5~3,0です。
2023年の平均数値は、3,0~3,8ですので、2,5と3,8を比較すると、
2023年のエコキュートは年間で13,000円も電気代が安くなります。
10年間使用することを考えても、かなり電気代に差が出ることが分かります。
色々な機能の違い
10年前のエコキュートと現在の最新のエコキュートでは色々な機能の違いがあります。
「携帯アプリ連携機能」「マイクロバブル」「太陽光連携機能」など、
各メーカー様々な新しい機種が搭載されています。
このようにエコキュートの省エネ性や性能・機能など、10年あれば大きく改良されます。
10年経過したら一度買い替えを検討した方が良いと言えるでしょう。

エコキュートを長持ちさせるためのメンテナンス

エコキュート使用する上で、定期的なメンテナンスはとても大切です。
理由はエコキュートは、お湯を作る機械です。
しかし、水には色々な小さなゴミ(不純物)が含まれており、このゴミがエコキュートの中に
たまると、機械がうまく動かなくなったり、壊れたりすることがあります。
また、浴槽にためたお湯に含まれる汚れが配管やフィルターに蓄積するとで、目詰まりを
起こしたり配管を劣化させたりすることもあります。
このような事が原因で、エコキュートのシステムに支障をきたし、本体内部が故障してしまいます。
エコキュートの寿命は10年ですが、定期的なメンテナンスを怠ってしまうと、
10年経過する前に故障してしまう可能性もあります。
定期的な各種点検は半年に1回、簡単な掃除に関しては月に1回行うと、より清潔に安心して
エコキュートを使用することができます。

定期的なメンテナンスの方法

  • 貯湯タンク内の掃除(貯湯タンクの清掃)
  • 給水口ストレーナーの掃除(貯湯タンクの清掃)
  • 浴槽フィルターの清掃
  • 配管の清掃
  • 漏電遮断器の動作確認
  • 逃し弁の動作確認
  • 水漏れの点検
  • 凍結防止の確認

貯湯タンク内の掃除(貯湯タンクの清掃)

エコキュートの貯湯タンクはお湯をためる場所ですが、ゴミや不純物が溜まりやすいです。
貯湯タンクの掃除を怠ると、不衛生なお湯でお風呂に入ることになってしまいます。
だからこそ、定期的な掃除がHちうようです。これで、いつもきれいなお湯を保てます。
タンク内の掃除手順は以下のとおりです。

1.給水止水栓を閉じる
2.電源扉を開け、漏電遮断器を「切」にする
3.逃し弁レバーを上げてから約1分間待つ
.排水栓を浸りに回して開く
5.排水がキレイになったら排水栓を閉める(2分が目安)
6.排水が止まったら給水止水栓を開きお湯が出てくるのを確認
7.お湯が出たらすぐに逃し弁レバーを戻す
8.漏電遮断器を「入」にする
9.混合水栓のお湯側を開きお湯が出ることを確認
手順が少し多いですが、専用の排水栓から流すだけで、ごみや不純物が出てきます。
一度やってみると思いのほか簡単にできます。

給水口ストレーナーの掃除(貯湯タンクの清掃)

エコキュートのメンテナンスで大切なのは貯湯タンクの給水口ストレーナーの掃除です。
給水口ストレーナーはお湯を配管に流す入り口で、ゴミがたまるとお湯の出が悪くなります。
定期的な掃除が必要で、ブラシを使ってゴミを取り除くといいでしょう。
給水口ストレーナーの掃除方法は以下のとおりです。

1.給水止水栓を閉じる
2.電源扉を開け、漏電遮断器を「切」にする
3.逃し弁レバーを上げてから約1分間待つ
.給水口ストレーナーを着ける
5.水止水栓を開き水漏れが無いか確認
6.逃し弁レバーを戻す
7.漏電遮断器を「入」にする
8.混合水栓のお湯側を開きお湯が出ることを確認
必ず漏電遮断器を「切」にすること、掃除が終わったら「入」にすることを忘れずにしましょう。

浴槽フィルターの清掃

エコキュートのメンテナンスには、特に給水口ストレーナー浴槽フィルターの掃除が重要です。
給水口ストレーナーはお湯を供給する部分、つまり入口です。
一方、浴槽フィルターは浴槽内部の金具に内蔵されており、お湯の出口となります。
これらが汚れると、お湯の流れが悪くなる可能性があります。
特に浴槽フィルターは、1ヶ月に1回以上の掃除が推奨されます。
掃除時には、髪の毛やゴミを取り除いた後、ブラシで細かい部分まできれいにしましょう。
そして、掃除後はフィルターを正しく取り付けることが重要です。
正しく取り付けないと、エコキュートが故障してしまう可能性があるので、注意しましょう。

配管の清掃

エコキュートのメンテナンスでは、エコキュートと浴槽をつなぐ配管の掃除が大切です。
この配管はお湯がよく通るため、汚れやすい箇所です。
エコキュートには配管を自動で洗浄する機能がありますが、それだけでは十分な清掃が難しいことも。そのため、半年に1回は手動での掃除がおすすめです。
薬局やドラッグストアで売られているお風呂用の配管洗浄液を使って、指示に従い清掃しましょう。
これで、配管を常に清潔に保つことができます。

漏電遮断器の動作確認

メンテナンスでは漏電遮断器や逃し弁の動作確認・点検もとても重要です。
漏電遮断器はエコキュートが漏電した際に、自動的に電源をオフにしてくれる装置です。
漏電遮断器が正常に作動していないと、家全体のブレーカーが落ちて上がらない状態を
招いてしまいます。
そのため、定期的な点検によって漏電遮断器の動作を確認することが重要です。
漏電遮断器の動作確認手順は、下記のとおりです。

1.電源扉を開け点検ボタンを押す
2.漏電遮断器が「切」になれば正常と判断
3.漏電遮断器を「入」に戻して扉を閉じる

逃し弁の動作確認

逃し弁は、貯湯タンクの安全を守るための装置です。
水がお湯になる時に膨張する分を排水する役割があります。
もし逃し弁が正しく動かないと、タンクの変形や、故障、水漏れなどのリスクがあります。
そのため、定期的な動作確認が必要です。
沸き上げや沸き増しをしていない時間に、以下の手順で行いましょう。

1.電源扉を開け点検ボタンを押す
2.漏電遮断器が「切」になれば正常と判断
3.漏電遮断器を「入」に戻して扉を閉じる

水漏れの点検

エコキュートのメンテナンスでは、水漏れの確認も大切です。
貯湯タンクやその周辺の配管を目視でチェックし、水漏れがないか確認しましょう。
気を付けておかなければならないのが、朝方の沸き上げ直後に地面が濡れているのは、
自然な動作ですが、お昼を過ぎてもまだ濡れたままになっているようですと、タンクや
ヒートポンプなどから水漏れが起こっている可能性があります。
特に集合住宅の場合、水漏れが起きると隣の住人にも被害が及ぶ可能性があります。
水漏れがあると、エコキュートは正常に動いていてもお湯が十分にたまらなくなることがあります。
水漏れの点検は、目視でできるので、日々の生活の中で気を付けて確認するようにしましょう。
水漏れに関して【中日設備】のYouTubeをチェック!

凍結防止の確認

エコキュートは寒さに弱い機械のため、凍結するほど外気が下がるような環境では
故障しやすい傾向があります。
そのため、冬が近づいてきたら早めに凍結防止ヒーターの電源を入れて、凍結防止が機能しているか
動作確認をすることが需要です。

中日設備では無料定期メンテナンス実施中!
中日設備では、エコキュートの工事のご用命を頂いたお客様に無料の定期メンテナンスを
行っております。
弊社の自社スタッフが行います。
その際に、メンテナンス方法や点検の仕方を分かりやすくご説明します!
メンテナンスについてこちらの動画をチェック!

エコキュートの寿命を延ばすためのコツ

ここではエコキュートの寿命を延ばすためのコツについてご紹介します。

1・環境に適した機種を選ぶ
エコキュートの耐用年数は、使用環境に大きく左右されます。
水質や気候などを考慮し、使用地域に適した機種を選ぶことで、余計なトラブルを防げます。

2・定期的な点検・メンテナンスを行う
定期的に点検・メンテナンスを行うことで、エコキュートの不具合や違和感の
見落としにすぐに気づくことができます。

3・入浴剤選び・使用方法に気を付ける
エコキュートでは各メーカー使用できる入浴剤の種類が異なります。
説明書を確認し、使用できる入浴剤を確認しましょう。
また、入浴剤を使用する場合は、追いだき機能をあまり使わないことをおすすまします。

4.周辺に障害物を置かない
エコキュートの周辺に障害物があると、ヒートポンプユニット内に外気を取り込みにくくなり、
運転効率が悪くなる可能性があります。
また、周辺に障害物があると、何かの不意に障害物が倒れて、エコキュート本体に傷が
ついてしまうことがあります。
エコキュートの周辺には、あまり物は置かずに、十分なスペースを確保しましょう。

【2023年最新】各メーカーの人気機種と補助金最新情報!

ここでは最新の各メーカーの人気機種とともに、補助金の情報についてもご紹介します。
ぜひエコキュートを選ぶ際の参考にしてください。

各メーカー人気機種

DAIKIN
EQX46XFV【460L】EQX37XFV【370L】
「おふろのお湯を除菌!」
貯湯ユニット内に搭載のUV除菌ユニットを通るお湯に、深紫外線を照射。
目に見えない菌の繁殖を抑制し、きれいなお湯で気持ちよく入浴できます。
「パワフル高圧」
3階でのパワフルシャワーはもちろん、2カ所同時給湯だからお風呂もキッチンも快適。
従来のパワフル高圧320kPaをさらにパワーアップし、ダイキンだけの高圧給湯を実現しました。
「ウルトラファインバブル」別売り
微細な泡は水中に長く留まり、優れた温浴効果、美肌効果、洗浄効果をもたらします。
DAIKIN公式HPはこちら

三菱
SRT-S466【460L】SRT-S376【370L】
「フルオートダブル追いだき」
湯はりから保温・たし湯・追いだきも自動でさらに「マイルド&急速」の追いだき機能をプラス。
「キラリユキープPLUS」
微小な汚れを強力に吸着するマイクロバブルで、洗浄剤を使わずにふろ配管自動洗浄!
三菱公式HPはこちら

日立
BHP-FG46WU【460L】BHP-FG37WU【370L】
「高速湯はり11分!」
節約サポート機能
ステンレス・クリーン自動洗浄システム
立公式HPはこちら

最新補助金情報

給湯省エネ事業とは?
給湯省エネ事業は、家庭のエネルギー消費で大きな割合を占める給湯分野について、
高効率給湯器の導入支援を行い、その普及拡大により、「2030年度におけるエネルギー需給の見通し」の達成に寄与することを目的とする事業です。

【対象となる3つの設備

・ヒートポンプ給湯器(エコキュート)
 1台あたりの補助額は5万円
 目標年度2025年の省エネ基準をクリアした機種が補助の対象となります。
 「おひさまエコキュート」は基準値を満たしていないものも補助対象となります。

・家庭用燃料電池(エネファーム)
 1台あたりの補助額は15万円
 一般社団法人燃料電池普及促進協会(FCA)に製品登録された機種が補助の対象となります。

ハイブリット給湯器
 1台あたりの補助額は5万円
 一般社団法人日本ガス石油機器工業会の規格であり、年間給湯効率が108%以上の機種
 補助の対象となります。

3つの設備のどの設備においても、メーカーにより事前に登録された機種が補助対象です。
定期的に追加登録の募集があるため、補助事業開始後に発売される最新機種も対象となる可能性が高いでしょう。
対象機種・進捗情報などは公式HPにて掲載されていますので、設置を考えている機種が補助金の対象かどうか、予めチェックしておきましょう。
給湯省エネ事業公式HPはこちら

【補助対象となる期間】
2022年11月8日以降~遅くとも2023年12月31日までに契約を結んだ工事が対象となる予定です。
当事業の閣議決定日が2022年11月8日であったことから、以降の日付が補助対象とされています。
予算には限りがあるため、補助金を活用したいとお考えの方は早めの工事がおすすめです。

【対象となる着工期間】
給湯省エネ事業者(=エコキュート工事の依頼先)の事業者登録日以降です

【申請受付期間】
2023年3月下旬〜予算上限に達するまで(遅くとも2023年12月31日まで)
事業の対象となる契約は2022年11月8日以降ですが、申請受付の開始は3月下旬(開始済み)です。

給湯省エネ事業予算:300億円
1件あたりの平均補助額を6万円と仮定すると、50万件分程度の予算であることが分かります!


補助金に関して詳しくはこちらをチェック!

まとめ

エコキュートは、その環境性能と省エネ性で注目される給湯機器です。
しかし、長く使用していると、やがて交換の時期が訪れます。
交換にはそれなりの費用がかかるため、日常的な点検やメンテナンスを行い、
エコキュートの寿命を長く保つことが大切です。
エコキュートの一般的な寿命は10~15年程度とされています。
この期間が近づくと、修理よりも交換や買い替えを検討することが推奨されます。
10年以上の使用であれば、一部の修理を行っても他の部分が故障するリスクが高まります。
何度もの修理を重ねると、その費用が積み重なり、新しいものを購入するコストと比較して
交換費用が割高になることも考えられます。
また故障やトラブルなどが発生していなくても、10年前の製品とは省エネ性能や機能の面でも
買い替えを検討してもいいと言えるでしょう。
また現在、エコキュートの対象の機種には「給湯省エネ事業」とうい補助金制度により、
よりお得に購入することができます。
エコキュートの適切なメンテナンスと寿命を見極めることで、快適な生活を長く維持することが
できます。
後悔がない給湯器を選ぶことで、ご家族みんなが快適な生活を過ごすことができます。
本記事が、エコキュートの故障と交換のタイミングを判断する参考になれば幸いです。

中日設備では年中無休で8時から23時までお電話受け付けております。
また公式ラインやメールからでも、いつでもお問合せいただけます。
また現場調査・お見積もりも無料です。

中日設備では常時在庫100台保有しておますので、急な故障にも即対応します!
さらに中日設備では、エコキュート購入後の無料定期メンテナンスを行っております。
(定期メンテナンスは自社で行っております。)
その他、住宅設備全般の商品を取り扱っておりますので、お気軽に合わせください。