
三重でエコキュートの設置を検討していると、
- どの業者に頼めば安心なの?
- エコキュートの設置で失敗しないポイントは?
という疑問や不安にぶつかるかもしれません。
エコキュートは電気代の節約や環境問題への対策として注目されていますが、設置して終わりではなく、長く快適に使い続けるためのパートナー選びが非常に重要です。
特に、寒冷地から温暖地、そして山間部まで多様な地域特性を持つ三重県では、その環境に合わせた最適な提案ができる専門知識と実績を持った業者を見つけることが大切です。
そこでこの記事では、三重でエコキュートを設置する際に、信頼できる業者を見つけるための判断基準と、注意すべき4つのポイントを解説していきます。
価格の透明性と見積もりの落とし穴

三重でエコキュートの設置を検討する際、多くの方が気にするのが、本体価格です。
もちろん安いに越したことはありませんが、価格の安さだけで業者を選ぶのは非常に危険です。
特に、見積もり価格の透明性を見極めることが、後々の追加費用やトラブルを避けるための最重要ポイントとなります。
実際、価格が安すぎる業者や、見積もりの内訳が曖昧な業者は、後から基礎工事費・古い給湯器の撤去費用・追加配管費用といった名目で、高額な追加請求をしてくる場合があります。
そのため、見積もり書にどこまでの工程が含まれているか、そして項目ごとに単価が明示されているかをしっかり確認しましょう。
参考までに、最低限チェックしたい項目は以下の通りです。
| 見積項目 | チェック内容 |
|---|---|
| 本体価格 | 型番が明記され定価と割引率が示されているか |
| 工事費 | 配管・電気・基礎工事の内訳が分かるか |
| 撤去費 | 既存機器の処分費・運搬費が含まれるか |
| 保証費 | 延長保証や保険料が別途計上されていないか |
都市部と地方部で価格差がある実態
三重県の場合、都市部の四日市市や津市と、紀北町や南伊勢町などの地方部では、エコキュートの設置工事の価格に差が出ることがあります。
都市部では、一つの業者が効率良く複数の現場を回れるため、移動にかかる人件費やガソリン代が抑えられます。
しかし、地方部、特に山間部や離島に近い地域では、現場までの移動時間が長く、一日でこなせる工事数が限られてしまうため、工事費にそのコストが上乗せされる傾向があります。
一例として、伊賀・志摩・熊野などの地方部では、移動距離と人件費が価格に反映された結果、都市部で同じエコキュートの機種を設置した場合と比べて、総額差が5万円以上になることもあります。
一式表記の危険性、詳細な見積もりの重要性
エコキュートの見積もり書の中には、「本体・工事費一式:○○円」といった表記がされていることがあります。
一見シンプルで分かりやすいですが、何にどれだけの費用がかかっているのかが分からないため、追加費用を請求され、トラブルが発生する可能性が非常に高いです。
具体的には、基礎工事費・古い給湯器の撤去費用・追加配管費用などがあり、一式には含まれていないと業者が言い張れば、どこまでが当初の契約範囲なのかが不明確なため、反論が難しくなることがあります。
こういったトラブルを避けるためには、見積書に配管メートル数、ブレーカー容量変更費などの詳細を明記してもらうことが重要です。
詳細な見積もり書を作成してもらうには、業者による現地調査が必須となるため時間が余分に取られますが、結果的に追加費用ゼロで収まる確率が高い事も覚えておきましょう。
総額で比較する重要性
ここで言う総額とは、本体価格に以下の費用を追加したものです。
- 工事費用:基礎工事、電気工事、配管工事など
- 付帯費用:古い給湯器の撤去・処分費用、産廃処理費用
- アフターフォロー費用:保証内容、延長保証費用、定期点検費用
よくある事例として、A社は本体価格が安くても工事費が高く、B社は本体価格が高くてもキャンペーンで工事費が大幅に割引になることがあります。
また、インターネット広告で「工事費込み○○円」と謳っていても、撤去費や10年保証料が別途になったり、転倒防止部材や架台強化などの追加部品も、別途オプションとして総額に含めていない業者もあります。
こうした事例を考えると、見積もり段階で予想される部材をすべて含めてもらったり、保証延長や定期点検費用など、今後発生する可能性がある費用も算出してもらい、総額を比較することで本当に安い業者を見極める事ができます。
三重県であったエコキュート設置の失敗事例
三重県四日市市に住むAさんは、インターネットで最安値を提示していた業者からエコキュートの購入・設置工事を依頼しました。
見積もりでは、本体・工事費込みで48万円でしたが、工事当日になって業者から、基礎が想定より弱く、補強工事が必須であることと、追加の配管交換が必要だと言われました。
工事当日の出来事ということもあり、業者から言われるままにするしかなく、最終的に当初の見積もりには含まれていなかった約25万円の追加費用を請求され、総額が75万円となってしまいました。
続いて、三重県鈴鹿市のBさんの例です。
Bさんは、期間限定値引きという文言に惹かれ、電話見積もりだけで契約しました。その後設置当日に、既存配管が短いことを理由に追加費用8万円を請求されました。
その際、追加分の承諾をしないと工事日を延期せざるを得ず、余計に工事費が高くなると言われ、渋々受け入れるしかありませんでした。
この2つの事例から、見積もり書に全ての工事範囲と追加費用が発生する条件が明記されているか、見積もり書の内訳は詳細かによって、追加費用が発生するリスクを抑えることができる事を学べます。
緊急事態が発生したいときの対応力

エコキュートは、一度設置すれば10〜15年は使用可能ですが、お湯が出なくなる、エラーが表示されるなどの、トラブルが発生する可能性もあります。
だからこそ、価格や実績だけでなく、緊急時の対応力の有無にも注目することは大切です。
伊勢志摩・紀北などエリアごとの対応スピードの差
三重県の地理的な特性上、業者の拠点が自宅から離れている場合、対応スピードに大きな差が出ます。特に、伊勢志摩地域、紀北地域、東紀州地域といった、都市部から離れたエリアは要注意です。
例えば、拠点が四日市にある業者の場合、津市までは比較的早く対応できても、尾鷲市や熊野市だと修理対応が翌日、あるいはそれ以降になってしまう可能性があります。
このため、地元の工務店と提携している業者や、自社の工事拠点が複数エリアに分散している業者を選ぶことで安心感が上がります。
在庫の状況や工事拠点の位置
緊急時対応のスピードは、在庫が確保されているか、工事拠点をどこに置いているかで変わってきます。
エコキュートの主要部品や本体が故障した場合、部品を取り寄せるのに数日〜数週間かかることがありますが、主要メーカー(三菱、パナソニック、ダイキンなど)の特定機種や部品を常時在庫している業者は、即日〜翌日の修理・交換対応が可能です。
また、拠点が三重県内に複数あったり、自宅から近いエリアにあると、緊急対応までの時間を大幅に短縮できます。
故障時のサポート・代替機貸出の有無
エコキュートが故障し、修理に時間がかかる場合、生活への影響は大きくなります。しかし、代替機貸出サービスがあれば、修理期間中もお湯の心配をせずに済みます。
また、サポート体制として、メーカー保証期間外でも、独自の延長保証や地域密着型のメンテナンスサポートを提供しているなら、心強い存在になります。
注意点として、メーカー保証で修理を行えたとしても、出張費が請求されることがあるため、業者側が負担するかどうかをも確認してください。
メーカーの選択と業者の提案力

エコキュートは、メーカーによって性能や特徴が大きく異なります。
代表的なメーカーには、三菱・パナソニック・ダイキンなどがありますが、どれを選べば良いかは、家族構成や設置場所の環境、ライフスタイルによって変わります。
そのため、カタログスペックを比較するだけでなく、給湯器の使用状況・お風呂の頻度・将来の家族計画などをヒアリングしたうえで、どの機種が良いかを提案してくれる業者は助けになります。
三菱・コロナ・ダイキンの人気度と選び方
三重県内で特に人気が高いメーカーの特徴と選び方をまとめました。
- 三菱:機能性が高く、水質への対応力も優れているため、地下水利用が多い地域で選ばれることも多いです。またバブルおそうじは、家事負担を軽減できるので四日市・鈴鹿の共働き世帯から支持を集めています。
※三菱のエコキュートの特徴については「三菱のエコキュートのこだわり機能とオススメモデルを徹底解説」の記事をご覧ください。 - コロナ:エコキュートを世界で初めて開発したメーカーで、耐久性とシンプルな操作性に定評があります。貯湯ユニットのスリム化に力を入れており、狭小地への設置や故障リスクを抑えたい方に人気です。
※コロナのエコキュートの特徴については「コロナのエコキュートの特徴と機能を大公開」の記事をご覧ください。 - ダイキン:給湯圧力が高く、シャワーを勢い良く使いたい方に支持されます。また、寒冷地仕様も強力で、冬場の厳しい地域にも適しています。
※ダイキンのエコキュートの特徴については「ダイキンのエコキュートはここが違う!特徴と機能を徹底解説」の記事をご覧ください。
高圧タイプが必要なケース
エコキュートの機種選定で重要な要素の一つが給湯圧力です。
特に以下のようなケースでは、通常のタイプよりも水圧の高い「高圧タイプ」を選ぶ必要があります。
- 2階や3階に浴室がある場合:給湯器本体(貯湯ユニット)から浴室までの高低差が大きいと、水圧が弱くなりやすいです。
- お湯を複数箇所で同時に使用する場合:家族が多く、キッチンとシャワーを同時に使うことが多いと、水圧が分散して弱くなります。
- 元々の水道水圧が低い地域の場合:配管の老朽化や地域の水道事情で水圧が低い場合、高圧タイプでカバーできます。
この他にも、名張や伊賀の丘陵地帯では標準圧機種から高圧機種へ変更することで、快適性が上がります。
家族構成・ライフスタイルに合う提案事例
最適なエコキュートの機種や容量は、家族構成とライフスタイルによって決まります。以下の表を参考に自分に合った機種を選ぶことができるでしょう。
| 家族構成 | オススメの機種・容量 | オススメの理由 |
|---|---|---|
| 夫婦2人 | 370L 電力ピークシフト機能付き |
昼間に沸き上げをずらし、 電気代の安い深夜電力を効率利用できる。 |
| 夫婦+子供2人 | 460L〜550L 高圧・パワフル給湯タイプ |
使用量増加を見越して容量は大きめにし、 シャワーをよく使うため高圧タイプで水圧を確保。 |
| 3世代同居 | 550L フルオート、学習機能付き |
必要な時に沸き増しするAI学習機能で、 湯切れリスクを最小限に抑えられる。 |
補助金を上手に活用

エコキュートをお得に設置するために活用したいのが、補助金です。
三重県の場合、国の「給湯省エネ2025事業」に基づく補助金を利用でき、エコキュートを新たに設置する場合は一律6万円、一定の省エネ性能要件を満たせば最大13万円まで補助されます。
しかし、申請期間や予算が無くなり次第終了となるため、迅速かつ正確な申請手続きが求められます。
情報が古かったり、申請ミスがあると、せっかくの補助金を受け取れない可能性があるため、業者によるサポートがあると安心です。
三重県が実施している独自の補助金

三重県では2025年8月1日から12月15日まで、「みえデコ活省エネ家電購入応援キャンペーン」を実施していて、一部のエコキュートも対象製品になっています。
交付額は5万円以上で1万円、10万円以上で2万円、15万円以上で3万円です。
ただし現金ではなく、キャッシュレスポイントでの交付となっているほか、キャンペーンチケット・製品を購入したレシートやメーカー保証書の写真などが必要です。
詳細については、こちらのページでご確認ください。
申請代行のメリット
補助金を受け取るには申請手続きが必要ですが、必要書類や記入書類が多くて複雑なため、自分で申請するのはハードルが高いでしょう。
でもエコキュートを購入した業者が申請を代行してくれると、時間と手間が省けるのでとても便利です。
そのため、補助金申請サポートの有無を確認するようにしましょう。
三重でエコキュートを設置をするなら中日設備にお任せください
この記事では、三重でエコキュートを設置する時にチェックしたい4つのポイントを取り上げました。
まとめると・・・
- 見積もり書の内訳が詳細か
- 緊急時の対応力があるか
- 最適なエコキュートの提案があるか
- 補助金のサポートがあるか
の4つになります。
このポイントを踏まえたうえで、三重県でエコキュートを設置する際にオススメの業者は、中日設備です。

中日設備は、地域密着型の業者で、対応スピードの早さやアフターフォローの充実、補助金申請サポートの実施など、エコキュートを初めて設置する方でも安心してお任せすることができます。
もちろん作業経験が豊富なスタッフによる、現地調査や設置作業も行い、一人一人に寄り添った対応を行っています。
三重県でエコキュートを設置する際は、お気軽に中日設備にお問い合わせください。