• 仕事から帰ってお風呂に入ろうとしたら、お湯が出ない
  • 朝の忙しい時間に、シャワーが水のままで困っている

エコキュートを使っていると、こういう経験をすることがあります。

突然お湯が出なくなるだけでも焦ってしまいますが、寒い冬場や夜間であれば、不安はさらに大きくなります。

しかし、お湯が出ない=故障とは限らないということを覚えておいてください。

ちょっとした設定ミスや、自分で解決できる一時的なトラブルの場合もあるからです。

そこでこの記事では、エコキュートのお湯が出なくなった時に確認すべきポイントや、よくある原因と対処法、業者に依頼した際の費用相場などを詳しく解説していきます。

お湯が出ない時にまず確認すべき3つのポイント

エコキュートのお湯が出なくなった時、すぐに修理を依頼するのではなく、冷静に状況を確認することが大切です。

状況を正しく把握することで、無駄な出費を抑えられたり、電話一本で解決したりすることもあるからです。

ここでは、お湯が出ない時に確認すべき3つのポイントをご紹介します。

お湯だけ出ない?蛇口や温度設定の基本確認

一つ目のポイントは、お湯だけでなく水も出ないのか、どこかの蛇口だけお湯が出ないのかを確かめることです。

もし、すべての蛇口から水が出ないなら、断水や水道元栓の閉め忘れなど、エコキュート本体以外に原因がある可能性が高くなります。

一方で、台所ではお湯が出るのに浴室だけ出ないという場合は、エコキュートの故障ではなく、浴室の混合栓のサーモスタット不良、ストレーナーの目詰まり、湯切れの可能性があります。

また、意外と見落としがちなのがリモコンの設定温度です。

給湯温度が低すぎたり、節電モードの影響で沸き上げが制限されていないか、設定画面を確認してみてください。

リモコンの表示とエラーコードの有無を確認

二つ目のポイントは、室内にあるリモコンの液晶画面に、エラーコードが表示されていないかを確認することです。

エコキュートには、内部で異常を検知すると、H54やE12などのコードを表示して、故障箇所を知らせてくれる機能があります。

このコードが出ている場合は、取扱説明書やメーカーの公式サイトでエラーコードを確認することで、部品の故障なのか、一時的なエラーなのかを判断できます。

メーカー別の確認ポイント

三つ目のポイントは、メーカーごとの特性を把握しておくことです。

パナソニック・三菱・日立・コロナといった主要メーカーでは、お湯が出ない時の挙動や確認方法が異なります。

例えば、パナソニック製であれば貯湯ユニットの漏電遮断器が落ちていないか、三菱製であればタンク下の給水配管専用止水栓が閉まっていないかなど、メーカーによって優先的にチェックすべき項目が指定されています。

そのため、取扱説明書を確認し、それぞれの機種に合わせた手順でチェックを進めることをオススメします。

エコキュートのお湯が出ない!よくある原因8選

お湯が出ないトラブルには、自分ですぐに解決できるものから、専門業者の修理が必要なものまで、さまざまな原因が考えられます。

ここでは、愛知県内の家庭でもよく見られるお湯が出ない原因を、8つの項目に分けて詳しく見ていきます。

冬場に多い配管の凍結トラブル

愛知県内でも、冬場の冷え込みが厳しい朝には、配管内の水が凍ることにより、お湯が出なくなることがあります。

特に、北側に設置されている配管や、保温材が劣化して露出している部分は凍結しやすいでしょう。

もし凍結した場合は、配管に熱湯をかけると急激な温度変化で配管が破裂する恐れがあるため、自然に解凍するのを待つか、配管にタオルを巻いてぬるま湯をゆっくりとかけるようにしましょう。

その後、保温材が露出していないかを確認したり、ヒーターケーブルを設置するなどの対策を取れば、凍結の可能性を抑えることができます。

凍結防止対策については「エコキュートの凍結防止と解決法」をご覧ください。

エラーが出ない場合の隠れた原因とは

リモコンにエラーコードが表示されていないのに、なぜかお湯が出ないというケースもあります。

その場合は、エコキュート本体の電源が落ちていないか、あるいは停電や落雷の影響でシステムが一時的にフリーズしていないかを確かめましょう。

また、リモコンの通信不具合によって、本体には異常があるのに画面に反映されていないことも考えられます。

一度ブレーカーを落として数分待ってから入れ直すことで、システムが正常に戻り、お湯が出るようになることもあるので、お試しください。

この他にも、流量センサーの誤検知、給湯混合弁の中途半端な閉塞、サーモスタットの感度低下などが原因の場合もあります。

ストレーナーや配管のゴミ詰まり

お湯の出が極端に悪かったり、ちょろちょろしか出ない場合は、配管の途中にあるストレーナーの詰まりが原因かもしれません。

水道水に含まれる微細な砂や配管内のサビなどがストレーナーに溜まると、お湯の通り道が狭くなって表れる症状です。

これは故障ではなく、定期的な清掃で解消できます。もし詰まっていなくても、定期的に清掃が必要な場所なので、気にかけるようにしましょう。

エコキュートのメンテナンスについては「エコキュートの水抜きで寿命が5年延びる!?」をご覧ください。

お湯の使いすぎによる貯湯切れ

エコキュートのお湯が出ない原因で意外と多いのが、タンク内のお湯を使い切ってしまう貯湯切れです。

急な来客があって普段よりも多くのお湯を使った日に発生しやすくなります。

エコキュートは深夜にまとめてお湯を作る仕組みなので、日中にお湯を使い切ると、再度沸き上がるまでお湯が出なくなります。

この場合は、お湯が貯まるまで3~4時間待つ必要があります。もし日常的に貯湯切れするなら、タンク容量を大きくすることを検討するのも良いでしょう。

センサーやバルブなど内部部品の故障

エコキュート内部には、温度を測るセンサーや、お湯と水を混ぜる混合弁といった、多くの精密部品が組み込まれています。

これらの部品は10年程度で寿命を迎えるため、異音が聞こえたり、断続的に給湯できないようであれば、部品の寿命が近いサインです。

部品の交換だけでよいのか、買い替えた方が良いかの判断は、専門家に相談しながら決めるようにしましょう。

混合水栓やシャワーヘッドの不具合

エコキュート本体に問題がなくても、お湯の出口が原因となることもあります。

お風呂や洗面所など、特定の蛇口からだけお湯が出ない場合は、混合栓の故障やシャワーヘッドの詰まりが考えられます。

10年以上蛇口を交換していない場合は、内部のコマやパッキンが劣化して、お湯の切り替えがスムーズにいかなくなることもあります。

断水や漏水など水道側のトラブル

近所での断水工事、水道管の破裂、自宅内の配管から水が漏れているなど、外部環境の影響でお湯が出なくなることもあります。

もしお湯や水が出ない、水道代が急に上がっている場合は、外部環境が原因の可能性が高いので、水道局や専門業者への確認をおすすめします。

本体の経年劣化や施工ミスによる不具合

設置から10年以上経過している場合、ヒートポンプユニットや貯湯タンクの寿命が原因となることもあります。

ヒートポンプ内のコンプレッサーという基幹部品が故障すると、効率よくお湯を作ることができなくなります。

また、設置時の施工不良によって配管の接続が甘かったり、本来の性能が発揮できていなかったりすることもあります。

そのため、頻繁にトラブルが起きる場合は、修理ではなく買い替えを検討する時期と言えるでしょう。

故障・不具合が発生した時の正しい対処法

自分でできる応急処置とチェックの手順

業者に電話をする前に、次の三つを試してみてください。

一つ目は、先ほども触れたリモコンのリセットです。

スマートフォンの再起動と同じように、一度システムをリセットすることで一時的なエラーが解消されることがあります。

二つ目は、漏電遮断器のチェックです。

タンク横のカバー内にあるスイッチがOFFになっていないかを確認し、OFFになっている場合はONに戻します。

三つ目は、沸き増し運転の開始です。単なる貯湯切れであれば、数時間待つだけでお湯が使えるようになります。

これらの手順を踏んでも状況が変わらない場合は、機械的な故障の可能性が高いため、無理に触らず専門家に相談しましょう。

メーカーによっては無料のコールセンターを開設していることもあるので、問い合わせて対応を聞くのも一つの方法です。

専門業者に修理を依頼する場合の手順と費用相場

いざ修理を依頼するとなると、気になるのが費用面です。故障箇所やメーカーにもよりますが、一般的な費用相場は以下の通りです。

  • センサー類や基板の交換:約20,000円〜40,000円
  • 混合弁の交換:約25,000円〜45,000円
  • ヒートポンプユニットの主要部品修理:約50,000円〜150,000円

依頼の手順としては、現在使っている機種の型番と、リモコンに表示されているエラーコードを用意し、エコキュートの設置をお願いした業者や、メーカーのカスタマーセンターへ連絡します。

なるべく詳しい情報を伝えることで、訪問時の診断がスムーズになり、早期復旧につながります。

部品交換・配管修理・本体メンテナンスの目安

一般的に、設置から7年以内であれば部品交換をするのが経済的です。

しかし、10年を超えている場合は、一箇所を直してもすぐに別の箇所が故障する可能性があり、修理費用の総額が買い替え費用を上回ることがあります。

配管のパッキン交換など簡単な修理で済むのか、基幹部品の寿命なのか、現場での診断結果をもとに判断しましょう。

無料保証・延長保証の条件と注意点

修理を依頼する前に、必ず保証書を確認してください。

エコキュートには通常1〜2年のメーカー保証がついていますが、購入時に10年延長保証などの保証サービスに加入している場合、自己負担なしで修理できる可能性があります。

ただし、凍結や施工不良、地震や落雷などの天災による故障、指定外の入浴剤の使用による不具合などは、保証期間内であっても有償修理になることが一般的です。

トラブルを未然に防ぐ!エコキュートの日常メンテナンスと対策

お湯が出ないという突然のトラブルを防ぐには、日頃からのちょっとした気配りが欠かせません。

エコキュートは設置したらそれっきりと思われがちですが、定期的なメンテナンスをすることで、故障のリスクを大幅に下げ、機器の寿命を延ばすことができます。

ここでは、簡単にできるメンテナンス方法と、愛知県の気候に合わせた対策について解説します。

配管やストレーナーの定期的な洗浄方法

一つ目の大切なメンテナンスは、ストレーナーの掃除です。

先ほども原因の一つとして挙げましたが、ストレーナーにゴミが溜まると、お湯の出が悪くなるだけでなく、機器本体に余計な負荷をかけることになります。

最低でも一年に一回、給水配管にあるストレーナーを取り外し、水洗いする習慣をつけましょう。

また、浴槽内の循環アダプターのフィルターも、髪の毛や皮脂汚れが溜まりやすい場所です。

ここが詰まると、追い焚きができなくなる可能性があるため、週に一度は取り外して掃除することをおすすめします。

愛知の冬に備える凍結防止と保温の工夫

二つ目の対策は、冬場の凍結を防ぐための準備です。

愛知県内でも、特に内陸部や冷え込みの強い地域では、夜間の気温が氷点下になることがあります。

凍結を防ぐ簡単な方法は、凍結予防運転を活用したり、お風呂の残り湯を循環アダプターより5センチ以上残したままにしておくことです。これにより、ポンプが自動で水を循環させ、凍結を防いでくれます。

加えて、外にある配管の保温材がボロボロになっていないかもチェックしてください。

保温材が剥がれて配管がむき出しになっていると、そこから凍るため、もし劣化を見つけたら早めに専門業者に依頼して巻き直してもらうのが安心です。

機器を長持ちさせる正しい使い方のポイント

三つ目は、日々の操作と使い方に気を付けることです。

例えば、入浴剤を使用する場合は、メーカー推奨のものを使いましょう。

また、旅行などで数日間家を空ける際は、休止モードを利用して沸き上げを停止させることで、無駄な電力を抑え、機器を休ませることができます。

寿命のサインを見逃さず早めに検討する

最後は、機器の寿命を意識することです。

エコキュートの寿命は、一般的に10年から15年と言われています。

設置から10年が経過し、お湯の温度が安定しない、変な音がする、エラーが頻繁に出るといった症状が現れたら、それは寿命が迫っているサインです。

完全に壊れてお湯が出なくなってから慌てて交換するよりも、不調を感じ始めた段階で点検や見積もりを依頼しておくことで、余裕を持って最適な機種を選ぶことができます。

主要メーカーのエコキュートについては「各メーカーを徹底比較!あなたにピッタリのエコキュートはどれ?」をご覧ください。

お湯が出ないトラブルを早期解決するために

この記事では、エコキュートのお湯が出ない時に確認するべきポイントや、具体的な原因と対処法について解説しました。

内容をまとめると

  • お湯だけ出ないのか、水も出ないのかを確認し、エラーコードの有無をチェックする
  • 主な原因は配管の凍結、ストレーナーの詰まり、貯湯切れ、内部部品の故障など多岐にわたる
  • 自分で解決できない場合は、無理に修理しようとせず専門業者へ相談することが大切
  • 日頃から定期的にメンテナンスを行うことで、大きなトラブルを未然に防ぐことができる

ということでした。

エコキュートの交換は、給湯器が完全に壊れる前に行うのが理想です。

愛知県にお住まいで、エコキュートがいつ壊れるか不安に感じておられるなら、地域密着でフットワークの軽い専門業者を選ぶことが大切です。

中日設備は愛知県の気候や地域特性を熟知しており、お客様の不安に迅速に対応できる体制を整えています。

お客様の不安を解消し、快適かつ経済的な給湯ライフを実現するために、愛知県内で確かな保証と技術を持つ当社へご相談ください。

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